飛車角抜きの“母国”を下して首位通過。
[グループリーグ第3戦:日本 2-0 イングランド]
得点者:石川(39分)、小野(48分)
出場メンバー:GK南 /DF辻本、手島、中田/MF遠藤(70分・加地)、酒井、本山(77分・高田)、小笠原、小野/FW高原、永井(31分・石川)
飛車角抜きの“母国”を下して首位通過
グループリーグ突破を懸けた最終戦は、サッカーの母国イングランドが相手だった。本来の主力であるオーウェンやバリー、アラン・スミスらが軒並み出場を見送り、ほぼBチームと言っていいメンバーを送り込んできた。ここまで2戦2敗で、日本とのモチベーションの差は歴然としていた。
幸運なオウンゴールに助けられた2戦目に続き、幸運なスケジュール。日本は勝利はもちろん、1位通過に向けて積極的にゴールを奪いにいった。
立ち上がりから組織力で大きく上回る日本は、パスワークでイングランドを翻弄する。開始早々に高原が強烈ボレーを見舞い、20分に永井がGKとの1対1を迎えるなど、決定的なチャンスを迎える。
前半途中から証明が半分消えるアクシデント。そんななか、ようやくの先制点は39分に生まれる。間接FKの場面で、小笠原が流し、小野が止めたボールに走り込んだのは石川だ。伝家の宝刀である左足を振り抜き、ゴール左隅に突き刺した。
蹴り込んでくるばかりのイングランドの攻撃は脅威とならず、その後も日本が危なげなく試合を進めていく。後半開始直後の48分には、小野が技ありのループでGKの頭上を破り、試合の趨勢を定めた。終了間際に敵の長身FWクラウチにあわやのシーンを作られるが、豪快ヘッドを南が弾き返し、ことなきを得た。
カメルーンがアメリカに敗れたため、3チームが2勝1敗の勝点6で並んだ。日本は得失点差で1位となり、2位アメリカ、3位カメルーンとともにラウンド・オブ16進出を決めた。
<決勝トーナメント編へつづく>
得点者:石川(39分)、小野(48分)
出場メンバー:GK南 /DF辻本、手島、中田/MF遠藤(70分・加地)、酒井、本山(77分・高田)、小笠原、小野/FW高原、永井(31分・石川)
飛車角抜きの“母国”を下して首位通過
グループリーグ突破を懸けた最終戦は、サッカーの母国イングランドが相手だった。本来の主力であるオーウェンやバリー、アラン・スミスらが軒並み出場を見送り、ほぼBチームと言っていいメンバーを送り込んできた。ここまで2戦2敗で、日本とのモチベーションの差は歴然としていた。
幸運なオウンゴールに助けられた2戦目に続き、幸運なスケジュール。日本は勝利はもちろん、1位通過に向けて積極的にゴールを奪いにいった。
立ち上がりから組織力で大きく上回る日本は、パスワークでイングランドを翻弄する。開始早々に高原が強烈ボレーを見舞い、20分に永井がGKとの1対1を迎えるなど、決定的なチャンスを迎える。
前半途中から証明が半分消えるアクシデント。そんななか、ようやくの先制点は39分に生まれる。間接FKの場面で、小笠原が流し、小野が止めたボールに走り込んだのは石川だ。伝家の宝刀である左足を振り抜き、ゴール左隅に突き刺した。
蹴り込んでくるばかりのイングランドの攻撃は脅威とならず、その後も日本が危なげなく試合を進めていく。後半開始直後の48分には、小野が技ありのループでGKの頭上を破り、試合の趨勢を定めた。終了間際に敵の長身FWクラウチにあわやのシーンを作られるが、豪快ヘッドを南が弾き返し、ことなきを得た。
カメルーンがアメリカに敗れたため、3チームが2勝1敗の勝点6で並んだ。日本は得失点差で1位となり、2位アメリカ、3位カメルーンとともにラウンド・オブ16進出を決めた。
<決勝トーナメント編へつづく>