浦和――逆転ムードが高まった中での痛恨のパスミス。
【チーム採点・寸評】
浦和 5.5
約9時間半のフライトを要するシドニーでのACL初戦を3日後に控える難しいシチュエーション。複数の選手がその試合に備えてベンチからも外れ、前日練習で足を傷めた柏木も大事をとって欠場した。
できるだけ敵陣でボールをキープするという思い切った狙いを持って臨んだが、鹿島に背後のスペースを使われた。後半、興梠を投入したことで前線にボールが収まり出し、2ゴールを奪取。遠藤の痛恨のミスも、むしろこのタイミングで出たことを、前向きに捉えたい。
【浦和|採点・寸評】
GK
1 西川周作 5.5
序盤の金崎のシュートや小笠原の強烈なミドルなどを、身を挺して防ぐ。遠藤に直接FKを含む2ゴールを許したが、その粘りの守備が後半の反撃の呼び水となったのは確かだ。最後の遠藤との連係ミスはいただけなかった。
DF
46 森脇良太 6.5
背後を突かれた際の守備は課題だが、それはチーム戦術に拠るところが大きい。監督の意図を理解し、ビルドアップの起点として機能するなど求められたタスクをこなしていた。
6 遠藤 航 5
ラインを高め、低めと使い分けながら、バランスを探っていた。鹿島の強力2トップを相手に手応えを掴めたのは収穫に。逆転ムードが高まったなかで、バックパスをミスして決勝点を献上した。
3 宇賀神友弥 5.5
前半は3バックの左、後半途中からは左ウイングバックでプレー。P・ジュニオールを相手にボールを奪うなど守備面で収穫。ただ、やはりウイングバックのほうが、周りの動きもスムーズになった。
MF
18 駒井善成 6(64分 OUT)
63分に決定的なクロスを放った。縦への突破は鋭く、脅威を与えた。が、ややボールを持ちすぎている印象も。前が詰まってしまっていた。
16 青木拓矢 5.5
13分の決定的なシュートは枠外に。L・シルバがいる時は、そのプレッシャーを受けて、思うように前へボールを運べなかった。L・シルバが退いたあとは縦パスも増えて攻撃面でも機能した。
22 阿部勇樹 5.5
ボールを奪われピンチを招いた場面も。後半途中から左ストッパーに入ったあと、チームのディフェンス強度が上がった。今季は最終ラインでの起用も増えそうだ。
38 菊池大介 5.5
宇賀神とのポジションチェンジがスムーズで、アップダウンの動きは問題なく噛み合っていた。しかし、時間が経つごとに徐々にプレー精度が落ちた。もっと一つひとつのディテールを詰めたい。
20 李 忠成 5
思うようにボールを受けられず。プレッシングは機能していたが、持ち前のゴール前での迫力は欠いた。
9 武藤雄樹 6.5
最後まで運動量が落ちず、一時は同点に追い付く2点目を決めた。ゴール前での混戦などがもう少し増えれば、彼のゴール数も増えそうだ。
浦和 5.5
約9時間半のフライトを要するシドニーでのACL初戦を3日後に控える難しいシチュエーション。複数の選手がその試合に備えてベンチからも外れ、前日練習で足を傷めた柏木も大事をとって欠場した。
できるだけ敵陣でボールをキープするという思い切った狙いを持って臨んだが、鹿島に背後のスペースを使われた。後半、興梠を投入したことで前線にボールが収まり出し、2ゴールを奪取。遠藤の痛恨のミスも、むしろこのタイミングで出たことを、前向きに捉えたい。
【浦和|採点・寸評】
GK
1 西川周作 5.5
序盤の金崎のシュートや小笠原の強烈なミドルなどを、身を挺して防ぐ。遠藤に直接FKを含む2ゴールを許したが、その粘りの守備が後半の反撃の呼び水となったのは確かだ。最後の遠藤との連係ミスはいただけなかった。
DF
46 森脇良太 6.5
背後を突かれた際の守備は課題だが、それはチーム戦術に拠るところが大きい。監督の意図を理解し、ビルドアップの起点として機能するなど求められたタスクをこなしていた。
6 遠藤 航 5
ラインを高め、低めと使い分けながら、バランスを探っていた。鹿島の強力2トップを相手に手応えを掴めたのは収穫に。逆転ムードが高まったなかで、バックパスをミスして決勝点を献上した。
3 宇賀神友弥 5.5
前半は3バックの左、後半途中からは左ウイングバックでプレー。P・ジュニオールを相手にボールを奪うなど守備面で収穫。ただ、やはりウイングバックのほうが、周りの動きもスムーズになった。
MF
18 駒井善成 6(64分 OUT)
63分に決定的なクロスを放った。縦への突破は鋭く、脅威を与えた。が、ややボールを持ちすぎている印象も。前が詰まってしまっていた。
16 青木拓矢 5.5
13分の決定的なシュートは枠外に。L・シルバがいる時は、そのプレッシャーを受けて、思うように前へボールを運べなかった。L・シルバが退いたあとは縦パスも増えて攻撃面でも機能した。
22 阿部勇樹 5.5
ボールを奪われピンチを招いた場面も。後半途中から左ストッパーに入ったあと、チームのディフェンス強度が上がった。今季は最終ラインでの起用も増えそうだ。
38 菊池大介 5.5
宇賀神とのポジションチェンジがスムーズで、アップダウンの動きは問題なく噛み合っていた。しかし、時間が経つごとに徐々にプレー精度が落ちた。もっと一つひとつのディテールを詰めたい。
20 李 忠成 5
思うようにボールを受けられず。プレッシングは機能していたが、持ち前のゴール前での迫力は欠いた。
9 武藤雄樹 6.5
最後まで運動量が落ちず、一時は同点に追い付く2点目を決めた。ゴール前での混戦などがもう少し増えれば、彼のゴール数も増えそうだ。