【天皇杯決勝|採点&寸評】鹿島×川崎|鹿島が二冠達成!攻守に際立った柴崎岳がMOM

カテゴリ:Jリーグ

サッカーダイジェスト編集部

2017年01月01日

川崎――2失点もエドゥアルド、谷口、中村は力強いパフォーマンス。

【警告】鹿島=小笠原(33分)、ファン・ソッコ(66分) 川崎=車屋(45+1分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】柴崎 岳(鹿島)

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【チーム採点・寸評】
川崎 6

攻めながら決め切れずにいると前半終了間際に失点。典型的な負けパターンにはまったかに思えたが、後半に力強く反撃。交代出場の三好が攻撃を加速させると、小林が同点ゴールをゲット。延長戦で力尽き、またもタイトルに手が届かなかったものの堂々とした戦いぶりだった。

【川崎|採点・寸評】 
GK
1 チョン・ソンリョン 5.5
山本のヘッドには反応するも指先をかすめてネットへ。その後は安定したセーブを見せていたが、延長の94分にファブリシオに豪快に決められて悔しい2失点となった。
 
DF
6 田坂祐介 6(98分OUT)
通常通り3バックの一角として出場。攻撃面での貢献も期待されたが、裏のスペースを気にしたためか低い位置で多くの時間を過ごした。それでもチームのバランサーとして機能。2失点目の場面ではカバーが間に合わなかった。
 
5 谷口彰悟 6.5
筑波大時代の同級生である赤﨑と激しいバトルを展開。ボールへの反応が良く、何度もクロスを撥ね返した。2失点したものの、タイトル獲得に懸ける想いが感じられるパフォーマンスだった。
 
23 エドゥアルド 6.5
44分に抜け出した土居を必死のスライディングで止めるなど、紙一重のところでよく身体を張った。得意のアクロバティックなクリアも披露。92分にはファブリシオのシュートを間一髪のところで掻き出した。
 
20 車屋紳太郎 5.5
1失点目の場面ではCKの守備で山本に目の前で決められた。それまでは必死に左サイドを守っていただけに悔いの残るプレーとなった。後半は挽回を期して果敢に攻め上がった。
   
MF
10 大島僚太 6(105分 OUT)
約2か月ぶりに先発復帰。ブランクを感じさせず軽快な動きでパスワークに参加した。30分のロングフィードなど随所でらしさを見せた。

14 中村憲剛 6.5
司令塔として攻撃をコントロール。最終ラインに下がって攻撃を組み立てたかと思えば、ゴール前に侵入してチャンスを演出。悲願は叶わずもチームをよく引っ張った。
 
18 エウシーニョ 6
真骨頂であるダイアゴナルへのフリーランを繰り返す。ただ、前半はパスの出し手と微妙にズレ、危険な位置で受けられたのはわずかだった。一方、後半はより高い位置をキープ。果敢に仕掛けた。
 
2 登里享平 5.5(HT OUT)
積極的に動き回り周囲をフォロー。小林、大久保との連係で決定機に絡んだが、ゴール前でやや冷静さを欠いた。前半のみで交代に。
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