多様性が問われる社会で。
11人制サッカーに出場したPESCA福島のコーチ柳沼恵氏は、「アスリートやパートナーを問わず、勝ち負けも関係なく、ちょっと上手くなったり、できなかったことができるようになったり、一緒に喜べることがユニファイドスポーツの良さだと思います。素晴らしい環境でできる大会を純粋に楽しんでいます」と話しました。
今大会で、唯一海外から参加したのが、スペシャルオリンピックスコリアの代表として来日したSO Korea。ヘッドコーチの申京煥氏は、「今回この素晴らしい大会に招待いただき光栄に思います。韓国では、バスケットボールやバレーボールなど、サッカー以外の競技でもユニファイドスポーツ大会が行われています。日本では今回が初開催ということで、これからもっと交流できたらと思います」と述べた上で、医師としての観点から、「選手の検診や健康チェックを途中にできると、選手たちの役にも立つと思います」と改善点についても言及した。
今大会の副実行委員を務めた村上智則氏は、「本来、ユニファイドの大会は、年齢や競技能力が近しい人でチームを組むというルールがあるのですが、今回はサッカーの楽しさを感じ、人との繋がりを深めていくことをより重視しました。チャンピオンシップがある障がい者スポーツと違って、技術や体格に目を見張るようなものは見られなかったかもしれませんが、ボールを追い、最後まであきらめない姿は、訴えかけるものがありますし、この大会が、障がいの有無を問わず、誰にでも活躍できるチャンスとなり、お互いを認め合える機会になればと思います。スポーツという手段で、多くの人が参加し、社会が豊かになっていくきっかけになれば嬉しいですね」と話しました。
スポーツには、する人だけでなく、応援する人にも前向きになれるプラスの効果があると語る有森氏は、「競技している姿を見ると、アスリートもパートナーも同じに見えます。一般の知的障がい者のスポーツ大会だと、知的障がいのある人たちは、基本的に応援される側になります。しかし、今回のように、健常の人と一緒にプレーすることで、両方が応援をし合える。応援されるばかりではなく、応援する側にもなる。やってもらうばかりではなく、やれることもあるよ、ということが、今回の気づきだと思います。まだ始まったばかりですが、バレーボールやバスケットボール、テニスやバドミニトンなど、多くの競技でユニファイドスポーツを実施していければと思います」と、2020 年に向け、多様性が問われる社会におけるユニファイドスポーツの広がりを見据えました。
今大会で、唯一海外から参加したのが、スペシャルオリンピックスコリアの代表として来日したSO Korea。ヘッドコーチの申京煥氏は、「今回この素晴らしい大会に招待いただき光栄に思います。韓国では、バスケットボールやバレーボールなど、サッカー以外の競技でもユニファイドスポーツ大会が行われています。日本では今回が初開催ということで、これからもっと交流できたらと思います」と述べた上で、医師としての観点から、「選手の検診や健康チェックを途中にできると、選手たちの役にも立つと思います」と改善点についても言及した。
今大会の副実行委員を務めた村上智則氏は、「本来、ユニファイドの大会は、年齢や競技能力が近しい人でチームを組むというルールがあるのですが、今回はサッカーの楽しさを感じ、人との繋がりを深めていくことをより重視しました。チャンピオンシップがある障がい者スポーツと違って、技術や体格に目を見張るようなものは見られなかったかもしれませんが、ボールを追い、最後まであきらめない姿は、訴えかけるものがありますし、この大会が、障がいの有無を問わず、誰にでも活躍できるチャンスとなり、お互いを認め合える機会になればと思います。スポーツという手段で、多くの人が参加し、社会が豊かになっていくきっかけになれば嬉しいですね」と話しました。
スポーツには、する人だけでなく、応援する人にも前向きになれるプラスの効果があると語る有森氏は、「競技している姿を見ると、アスリートもパートナーも同じに見えます。一般の知的障がい者のスポーツ大会だと、知的障がいのある人たちは、基本的に応援される側になります。しかし、今回のように、健常の人と一緒にプレーすることで、両方が応援をし合える。応援されるばかりではなく、応援する側にもなる。やってもらうばかりではなく、やれることもあるよ、ということが、今回の気づきだと思います。まだ始まったばかりですが、バレーボールやバスケットボール、テニスやバドミニトンなど、多くの競技でユニファイドスポーツを実施していければと思います」と、2020 年に向け、多様性が問われる社会におけるユニファイドスポーツの広がりを見据えました。