「(優勝したことよりも)関われていない悔しさのほうが正直、強かった」
だが、もちろん満足はしていない。というのも、先日、世界への切符を10年ぶりに獲得したU-19日本代表のメンバーに、板倉は名を連ねながらも満足するほどの出場機会が得られなかったのだ。
「(優勝したことよりも)関われていない悔しさのほうが正直、強かった」
その悔しさが大きなバネになった。代表でも出場機会を掴むための最短ルートは、チームで試合に“出続ける”こと。だからこそ、与えられたチャンスに対する貪欲さには計り知れないものがあるし、その思いが貴重な同点弾を呼び込んだ。
一度追い込まれた身体を復活させ、魂をたぎらせ、結果を残す。これを成し得ることができたのは、アジア制覇の歓喜の裏で人一倍感じた大きな悔しさゆえだった。
浦和戦での成功体験によって、板倉滉が掴んだ自信は決して小さくないはずだ。それは多くの負傷者にあえぐ川崎にとっても、大きな意味を持つだろう。
取材・文:竹中玲央奈(フリーライター)
「(優勝したことよりも)関われていない悔しさのほうが正直、強かった」
その悔しさが大きなバネになった。代表でも出場機会を掴むための最短ルートは、チームで試合に“出続ける”こと。だからこそ、与えられたチャンスに対する貪欲さには計り知れないものがあるし、その思いが貴重な同点弾を呼び込んだ。
一度追い込まれた身体を復活させ、魂をたぎらせ、結果を残す。これを成し得ることができたのは、アジア制覇の歓喜の裏で人一倍感じた大きな悔しさゆえだった。
浦和戦での成功体験によって、板倉滉が掴んだ自信は決して小さくないはずだ。それは多くの負傷者にあえぐ川崎にとっても、大きな意味を持つだろう。
取材・文:竹中玲央奈(フリーライター)