【松木安太郎の視点】大迫や清武だけじゃない!彼らを輝かせた齋藤も秀逸だった

カテゴリ:日本代表

サッカーダイジェストWeb編集部

2016年11月12日

サウジは引き分けOKの戦い方をしてくるはず。そこをこじ開ける手段を用意したい。

写真:佐藤 明(サッカーダイジェスト写真部)

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 ただ、永木は計算がついたけど、ボランチは何事もなければ長谷部でいくだろう。やっぱり最終予選のヒリヒリした戦いでは、長谷部の経験は重要だ。
 
 サウジ戦では、おそらく本田も先発すると思う。ただ、本田は所属クラブで試合から遠ざかっているのも確か。オマーン戦では、ひとつずつのプレーにキレがなかった。後半に身体が動くようになって調子が上がっていたから、もしかすると体力的に追い込んだなかでプレーしていたのかもしれない。だとすると、サウジ戦に向けてコンディションを上げてくる可能性は低くない。
 
 あとは監督の戦術面の準備だ。以前、ベンチがバタバタしているうちに失点した試合もあったから、プラン通りに進まなかった時の対応策をしっかり詰めておくべき。おそらくサウジアラビアは引き分けOKという姿勢でくる。日本の嫌なところを抑えてカウンターというアウェーに適した戦い方をしてくるはずだから、なおのことゴールをこじ開ける複数の手段を用意しておいてほしいね。

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