動きは重たかった。ただ背番号4がアクションを起こした時、試合も“動いた”。
[親善試合]日本 4-0 オマーン/11月11日/カシマ
この日の本田圭佑は右サイドハーフに入り61分までプレー。パスを最も多く受け、出した相手が、トップ下の清武だった。ふたりのゴール前での連係から大迫の2点目のゴールが生まれたように、日本の4番と13番が機能した時に試合が動いた。
序盤の本田は慎重にボールを動かし、バックパスや横パスが目立った。最初に大迫へ縦パスを入れて攻撃を動かすまでに10分以上が経っていた。
ただ、そこから本田がアクションを起こすことで、試合も動き出す。徐々に中央へポジションを取り出し、15分には清武とのパス交換から相手ゴールに迫る。18分に山口からのパスを折り返し、オフサイドになってしまった大迫の“幻のヘディング弾”をアシストした。
24分からは再び右タッチライン沿いまで開いてマーカーを外に引き出す。改めてサイドと中央の行き来を繰り返して揺さぶり、32分、中央でフリーとなり清武のクロスを待ち構え、大迫の先制点を“後方支援”。
さらに-―。中央に走り込んだ41分、山口→本田→清武→大迫という崩しから、ゴールを演出した。
それでもこの日の本田の動きは重たい印象だった。後半は立ち上がりからボールロストが目立ち、パスを9本受けたものの、味方につなげたのは4本。試合の流れを切ってしまう場面も目に付いた。そして61分、浅野拓磨と交代しベンチに退いた。
本田のこの日のパス交換回数は以下のとおり。パス失敗やオフサイド、ファウルになったもの(プレーが止まった場合)は含んでいない。※速報値
【日本 4-0 オマーン|PHOTOギャラリー】大迫や小林祐が結果を残すなど実り多きテストゲームに
【パスを受けた本数】①清武/11本 ②山口/8本 ③酒井宏、吉田/5本
【パスを出した本数】①清武/10本 ②永木/7本 酒井宏、齋藤/3本
取材・文:塚越 始(サッカーダイジェスト編集部)
この日の本田圭佑は右サイドハーフに入り61分までプレー。パスを最も多く受け、出した相手が、トップ下の清武だった。ふたりのゴール前での連係から大迫の2点目のゴールが生まれたように、日本の4番と13番が機能した時に試合が動いた。
序盤の本田は慎重にボールを動かし、バックパスや横パスが目立った。最初に大迫へ縦パスを入れて攻撃を動かすまでに10分以上が経っていた。
ただ、そこから本田がアクションを起こすことで、試合も動き出す。徐々に中央へポジションを取り出し、15分には清武とのパス交換から相手ゴールに迫る。18分に山口からのパスを折り返し、オフサイドになってしまった大迫の“幻のヘディング弾”をアシストした。
24分からは再び右タッチライン沿いまで開いてマーカーを外に引き出す。改めてサイドと中央の行き来を繰り返して揺さぶり、32分、中央でフリーとなり清武のクロスを待ち構え、大迫の先制点を“後方支援”。
さらに-―。中央に走り込んだ41分、山口→本田→清武→大迫という崩しから、ゴールを演出した。
それでもこの日の本田の動きは重たい印象だった。後半は立ち上がりからボールロストが目立ち、パスを9本受けたものの、味方につなげたのは4本。試合の流れを切ってしまう場面も目に付いた。そして61分、浅野拓磨と交代しベンチに退いた。
本田のこの日のパス交換回数は以下のとおり。パス失敗やオフサイド、ファウルになったもの(プレーが止まった場合)は含んでいない。※速報値
【日本 4-0 オマーン|PHOTOギャラリー】大迫や小林祐が結果を残すなど実り多きテストゲームに
【パスを受けた本数】①清武/11本 ②山口/8本 ③酒井宏、吉田/5本
【パスを出した本数】①清武/10本 ②永木/7本 酒井宏、齋藤/3本
取材・文:塚越 始(サッカーダイジェスト編集部)