【J1採点&寸評】甲府×大宮|黒木が土壇場で同点弾!甲府が粘り強く勝点を重ねる

カテゴリ:Jリーグ

サッカーダイジェスト編集部

2016年08月28日

大宮――タイミングよく多彩なクロスで2点に絡んだ奥井の活躍はMOM級。

【チーム採点・寸評】
大宮 6
2得点とPK獲得につながったクロス攻撃が奏功し、攻撃面では終始手応えのあるシーンを作り出していた。ただし、判断ミスを含めて容易にボールを失った場面から2失点。引き分けの多いチームが勝ち切るための課題を露呈した試合でもあった。
 
【大宮|採点・寸評】
GK
21 塩田仁史 6
62分の決定的ピンチを好守でしのぎ、後半にやや荒れ気味となった試合の中で味方を落ち着かせる役目も果たしていたが、厳しいコースを突くシュートで2点を奪われた。
 
DF
19 奥井 諒 6.5(87分OUT
負傷離脱からの復帰戦だったが、影響を感じさせない動きを見せた。タイミングよく多彩なクロスで2得点に絡んだ。MOMの選出を迷う出来だった。
 
2 菊地光将 5.5
空中戦の強さは健在だったが、33分にクリアミスからピンチを招いたほか、68分にもGKへボレーでバックパスを放って相手にCKを与えるなど判断ミスも目立った。
 
3 河本裕之 6
得意の空中戦だけでなく、戻りながらのボール処理なども安定していた。容易には前線で起点を作らせない堅実なプレーを見せていた。
 
22 和田拓也 6
43分の同点弾は、江坂がキープした好機を逃さないランニングでパスを呼び込み、クロスでアシスト。後半立ち上がりのPK獲得につながるクロスもあった。
 
MF
23 金澤 慎 6
中盤で献身的にプレー。前線のプレッシャーで相手のコントロールが落ちたところを見逃さずにボールを奪った。
 
17 横谷繁 6
ゲームメークだけでなく、積極的なボール奪取も目立っていた。しかし、最後はサイドでキープする相手を挟み込みに行った場面でファウル。同点の機会を与えてしまった。
 
39 泉澤 仁 6(67分OUT
相手SBの裏へのランを生かしながら左サイドで起点となり、ドリブル突破とクロスで次々と好機を演出。惜しまれるのは、自身の得点機会を決め切れなかったところ。
 
7 江坂 任 6.5
30分過ぎにトップ下へ入ってから躍動。飛び出す動きを見せ、相手DFの前後でサイドからのパスを呼び込んだ。ライナーをバイタルエリアでキープし、同点弾の起点となった。
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