ポグバとストーンズに続くのは? 移籍市場後半戦の主役候補!

カテゴリ:移籍情報

ワールドサッカーダイジェスト編集部

2016年08月05日

カンテ加入で存在感が薄れるマティッチに触手を伸ばすのは…。

コンテ監督が「重要な戦力」と位置づけるマティッチだが、本人の希望はユベントスへの移籍なようだ。 (C) Getty Images

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主役候補7
ネマニャ・マティッチ
(MF/チェルシー/セルビア代表)
生年月日:1988年8月1日(27歳)
現行契約満了:2019年6月30日
推定市場価格:3800万ユーロ
噂される主な移籍先:ユベントス、R・マドリー

 エヌゴロ・カンテが加入したチェルシーで存在価値が薄れたと自覚するマティッチは、クラブ側に退団の意思を伝えた模様。とくにヴィツェルとともに新アンカー候補として誘われているユベントス行きを望んでいる。

 アントニオ・コンテ監督は古巣を牽制するように、「重要な戦力で非売品」と強調するが、慰留は簡単ではなさそうだ。ただ、ここにきて守備的MFの層が薄いR・マドリーも興味を示しており、入札合戦になれば資金力で劣るユーベは分が悪い。


主役候補8
カリドゥ・クリバリ
(DF/ナポリ/セネガル代表)
生年月日:1991年6月20日(25歳)
現行契約満了:2019年6月
推定市場価格:2300万ユーロ
噂される主な移籍先:チェルシー、エバートン

 本人は退団の意思が固く、ナポリを離れるのは決定的な情勢だ。チェルシー、そしてストーンズの後釜として狙うエバートンが入札合戦を繰り広げており、新天地はどちらかに落ち着く公算が高い。

 最新のオファー額はチェルシーの4500万ユーロ(約54億円)。これに対してエバートンは、5500万ユーロ(約66億円)まで額を引き上げる用意があるようだ。はたして、屈強なCBを落札するのは?


主役候補9
カルロス・バッカ
(FW/ミラン/コロンビア代表)
生年月日:1986年9月8日(29歳)
現行契約満了:2019年6月
推定市場価格:2500万ユーロ
噂される主な移籍先:ナポリ、バルセロナ、パリSG、A・マドリー、ウェストハム

 CL出場を望むバッカと、エースを高値で売却し、補強資金を確保したいミランの考えは「移籍」で一致している。しかし、7月上旬にクラブ間合意したウェストハムは本人が拒否し、バッカのセビージャ時代の恩師ウナイ・エメリが新監督に就任したパリSGはEU圏外選手枠が空いていないため難しく、さらにA・マドリーもセビージャからケビン・ガメイロを迎えて興味を失った可能性が高い。

 “イグアイン・ショック”を払拭するため、アルカディウシュ・ミリク(アヤックスから)に加えてもう1枚CFを加える意向のナポリ、そして「MSNの控え」を探すバルセロナが残された選択肢で、現実的なのは前者か。

 
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