横浜――先制弾のファビオは「6.5」。先発復帰の中村のさすがのクオリティだったが…。
【チーム採点・寸評】
横浜 6
皆川に同点弾を食らうまでは完璧なゲーム運び。中村を起点に攻撃を組み立てながら、得意のセットプレーで先制点を奪い、CBコンビを中心に広島の攻撃を撥ね返した。3分間で2失点を喫したのは大きな反省点だが、勝点1をもぎ取った点は評価していい。
【横浜|採点・寸評】
GK
1 榎本哲也 5.5
枠内シュート0本の前半から一転、後半は“シュートの嵐”に遭う。2失点こそ喫したが、54分にP・ウタカのミドルに対して好セーブを見せるなど、見せ場も作った。
DF
5 ファビオ 6.5
中澤との連係でゴール前に“壁”を形成。高さを生かしてクロスを迎撃するだけでなく、P・ウタカへのクサビも身体を入れ替えて巧みに封じた。攻めては豪快なヘッドを叩き込み、先制弾も記録した。
13 小林祐三 6
目立たないながらも柴﨑の行く手にスッと入り込み、ゴール前に侵入させず。終盤にはオーバーラップしてボールをキープし、時間を使う試合巧者ぶりを見せた。
22 中澤佑二 6
空中戦の安定感はさすがのひと言。先制点の場面はファーに動いてファビオの走り込むスペースを作り、間接的にゴールをお膳立てした。守備でイニシアチブを握っていたが、失点の場面は2トップに中央から引きずり出されてしまった。
24 金井貢史 5(87分OUT)
柏に対しては主導権を握っていたが、ミキッチに変わって状況は一変。簡単にクロスを許してしまい、相手を勢いに乗せてしまった意味で責任は重い。
MF
8 中町光祐 5.5
喜田と連動してシャドーを封殺。ただ、1失点目は金井と入れ替わった際にミキッチへのマークが遅れ、クロスを上げさせてしまった。
10 中村俊輔 6.5(68分OUT)
第2ステージ初のスタメン出場。ボランチの位置から最前線まで流動的にポジションを取り、攻撃のスイッチ役に。ピンポイントのCKでファビオの先制点を演出し、さらには守備でも身体を張って広島の攻撃をスローダウンさせた。
11 齋藤 学 6
25分に腰を強打するも、プレーを続行。カウンターの場面ではスピードに乗ったドリブルでチームに勢いを与えた。決定機には絡めなかったが、最低限の役割はこなしたと言っていい。
20 マルティノス 5.5
自分の間合いでガンガン仕掛けたものの、ラストプレーの精度が甘く、空回りした印象。56分のGKと1対1もシュートが遅れてチャンスを逃した。
28 喜田拓也 6
最終ラインから積極的にボールを受け、2列目につなぐコンダクター役に。広島のプレスに対し、小林や中町と連動しながら冷静にいなした。
横浜 6
皆川に同点弾を食らうまでは完璧なゲーム運び。中村を起点に攻撃を組み立てながら、得意のセットプレーで先制点を奪い、CBコンビを中心に広島の攻撃を撥ね返した。3分間で2失点を喫したのは大きな反省点だが、勝点1をもぎ取った点は評価していい。
【横浜|採点・寸評】
GK
1 榎本哲也 5.5
枠内シュート0本の前半から一転、後半は“シュートの嵐”に遭う。2失点こそ喫したが、54分にP・ウタカのミドルに対して好セーブを見せるなど、見せ場も作った。
DF
5 ファビオ 6.5
中澤との連係でゴール前に“壁”を形成。高さを生かしてクロスを迎撃するだけでなく、P・ウタカへのクサビも身体を入れ替えて巧みに封じた。攻めては豪快なヘッドを叩き込み、先制弾も記録した。
13 小林祐三 6
目立たないながらも柴﨑の行く手にスッと入り込み、ゴール前に侵入させず。終盤にはオーバーラップしてボールをキープし、時間を使う試合巧者ぶりを見せた。
22 中澤佑二 6
空中戦の安定感はさすがのひと言。先制点の場面はファーに動いてファビオの走り込むスペースを作り、間接的にゴールをお膳立てした。守備でイニシアチブを握っていたが、失点の場面は2トップに中央から引きずり出されてしまった。
24 金井貢史 5(87分OUT)
柏に対しては主導権を握っていたが、ミキッチに変わって状況は一変。簡単にクロスを許してしまい、相手を勢いに乗せてしまった意味で責任は重い。
MF
8 中町光祐 5.5
喜田と連動してシャドーを封殺。ただ、1失点目は金井と入れ替わった際にミキッチへのマークが遅れ、クロスを上げさせてしまった。
10 中村俊輔 6.5(68分OUT)
第2ステージ初のスタメン出場。ボランチの位置から最前線まで流動的にポジションを取り、攻撃のスイッチ役に。ピンポイントのCKでファビオの先制点を演出し、さらには守備でも身体を張って広島の攻撃をスローダウンさせた。
11 齋藤 学 6
25分に腰を強打するも、プレーを続行。カウンターの場面ではスピードに乗ったドリブルでチームに勢いを与えた。決定機には絡めなかったが、最低限の役割はこなしたと言っていい。
20 マルティノス 5.5
自分の間合いでガンガン仕掛けたものの、ラストプレーの精度が甘く、空回りした印象。56分のGKと1対1もシュートが遅れてチャンスを逃した。
28 喜田拓也 6
最終ラインから積極的にボールを受け、2列目につなぐコンダクター役に。広島のプレスに対し、小林や中町と連動しながら冷静にいなした。