【論点|川崎×新潟の判定】小林悠の決勝ゴールは「誤審」? 広がり続ける疑問の声

カテゴリ:Jリーグ

2016年07月14日

アンラッキーな失点は、一体誰の責任?

川崎対新潟戦を裁いた榎本一慶主審。63分のシーンに関して不可抗力で、致し方のない面もある。写真:小倉直樹(サッカーダイジェスト写真部)

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 65分のシーンは、『競技規則の解釈と審判員のためのガイドライン』の9条が適用される。
 
『ボールインプレーおよびボールアウトオブプレーフィールド内で、ボールが競技者以外の者に触れる』による説明はこうだ。
 
「主審と副審は試合の一員であるので、ボールがインプレー中、ボールが主審または一時的にフィールド内にいた副審に触れた場合でもプレーは続けられる」
 
 
 パスを“奪われる”形となった大島は、そのプレーについて問われると、「何か言って変わります?」と強い語調で返答。さらにこう続けた。
 
「負けていても勝っていても、(あの場面は)何も言えないですね。(当たらなければ)チャンスになっていたと思うけど、審判は石と言われているし、そこは難しい」
 
 アンラッキーな失点は、一体誰の責任なのか。この問題も実に悩ましい。
 
 
取材・文:大木 勇(サッカーダイジェスト編集部)
 

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