【チーム採点・寸評】
神戸　5.5
前半はゲームを支配して１－０で折り返し、55分のゴールで２点を先行。しかし、まさかの逆転負け。「神戸はリードをしている状況で１点を返された後の展開に課題がある」との岩波の言葉通り、相手の反撃をいなす手段を持ち合わせていなかった。
 
【神戸｜採点・寸評】
GK
18　キム・スンギュ　６
３失点も、チームを救う好セーブを幾度も見せた。特筆すべきは守備範囲の広さ。積極的に前に出て最終ラインの背後をケアした。

DF
６　高橋峻希　5.5
良い攻撃参加をしたかと思えば、自陣でパスが雑になるシーンも。85分にはやや可哀想な判定もクロスの競り合いでPKを取られた。
 
５　岩波拓也　5.5
カイケとのエアバトルにも負けず、負傷明けとしてはまずまずの出来。それでも終盤に齋藤のクロスをクリアし切れず、決勝弾を許すなど悔いの残る一戦に。
 
39　伊野波雅彦　5.5
立ち上がりに接触プレーで一時ピッチを離れるも、執念で復帰。その後は気迫溢れるプレーで最終ラインを牽引した。ただ、後半の横浜の猛攻を撥ね返せなかった。
 
44　橋本 和　5.5（59分 OUT）
浦和からの移籍後初出場。序盤は落ち着いた出来も、ハーフタイム直前に周囲と息が合わずに横浜に決定機をプレゼント。後半はマルティノスのスピードに苦戦し、１失点目のシーンではクロスをクリアできなかった。

MF
14　藤田直之　5.5
ピッチを幅広く動き回り、的確に味方にパスをつないだ。プレースキックの精度は相変わらずで、ニウトンの先制点をアシスト。ただ、後半は最終ライン前の防波堤になれず。
 
10　ニウトン　6.5
CKから貴重な先制ゴールとなる移籍後初得点をマークし、55分にはスルーパスでP・ジュニオールのゴールをアシスト。チームが勝利していれば間違いなくMOMだった。
 
15　小林成豪　６(64分OUT)
試合序盤からギア全開で仕掛ける。チームに推進力を生み出し、リズムを作った点は高く評価したい。ただ、後半は息切れした。
 
19　渡邉千真　5.5
中盤の左サイドで攻守ともにそつなくこなし、バランスを崩さなかった。しかし、フィニッシュ精度には難が。