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【J1採点&寸評】広島×鹿島|広島の新システムを封じた鹿島が完勝。大量得点の口火を切った遠藤を殊勲者に

カテゴリ:Jリーグ

小田智史(サッカーダイジェスト)

2016年07月10日

鹿島――したたかな先制点で広島にダメージを与えた遠藤がMOM。

【警告】広島=なし 鹿島=柴崎(69分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】遠藤 康(鹿島)

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【チーム採点・寸評】
鹿島 6.5
前線から守備を仕掛けるチームコンセプトを忠実に実行。プレスの圧力、連動性とも見事にハマり、広島に大きな精神的ダメージを与えた。わずかな甘さが重なり、2失点した点を差し引いたが、第1ステージ覇者の貫録は十分に示したと言っていい。
 
【鹿島|採点・寸評】
GK
21 曽ケ端準 6
前半、枠内シュートは千葉のミドルのみ。浅野の精度の高いシュートの前に2失点こそ喫したが、セットプレーやサイドからのクロスが続く場面でも、大きく弾き出してピンチを凌いだ。
 
DF
3 昌子 源 6.5
5分、安易なパスを浅野にカットされてカウンターを受ける場面はあったものの、それ以降は空中戦、地上戦で力強さを見せ、広島の攻撃を撥ね返した。ラインを高く保つ意識、統率ぶりも評価できる。
 
14 ファン・ソッコ 6
古巣相手で勝手を知っている分、クサビやロングボールに対して先回りして対応。今季初出場、初スタメンで活き活きとしたプレーを見せた。突き詰めれば防げる失点のため、評価は及第点にとどめた。
 
16 山本脩斗 5.5
柏の仕掛けに終始受け身だった感は否めない。それでも中央への侵入は許さず、CBやボランチのサポートを受けながら何とか対処した。
 
22 西 大伍 6
後半にギアを上げ、右サイドをえぐって次々とクロスを供給。機を見た仕掛けの熟練さと、一度精神的優位に立った後の安定感はさすがだ。
 
MF
10 柴崎 岳 6.5
キック精度を欠いた立ち上がりから一変、2点目以降は連係の起点となるパスやフリーランニングでゴールに関与。永木投入後は左サイドハーフを務めるなど、チームへの貢献度は高かった。
 
13 中村充孝 6.5(70分OUT)
技ありのヒールパスで金崎のゴールをアシスとすると、58分には林のミスを見逃さずに押し込み、今季初ゴールをマーク。結果的にこの得点が大きかった。
 
25 遠藤 康 7(87分OUT)
ボールを奪った後の特攻役として存在感を発揮。14分の決定機では枠を捉えられなかったが、金崎のシュートに誰よりも早く反応し、貴重な先制点を奪った。ファウルを誘って流れを呼び込む巧さも光った。
 
40 小笠原満 6
ベテランらしい先を読んだプレーで中盤に安定感をもたらす。2トップや柴崎、遠藤が伸び伸びとプレーできたのはこの熟練ボランチの存在があったからこそ。
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