世界基準の衝撃!U-16日本代表が翻弄された世界トップクラスの相手マリの実力とは

カテゴリ:日本代表

安藤隆人

2016年06月28日

「あのプレッシャー、フィジカル圧力のなかでなにができるか」

3か月後にはU-16アジア選手権に臨む若き日本代表の選手たち。2大会ぶりのW杯出場権獲得はなるか。写真:安藤隆人

画像を見る

 目の前に突きつけられた明確な『世界基準』。この現実に対し、今後、彼らがどんなアクションを起こしていくのか。これこそが日本がこの大会で得た最大の収穫であり、今後を占う大きな課題でもある。
 
「リベンジはもう始まっている。あのプレッシャー、フィジカル圧力のなかでなにができるかを自分で作り上げて、磨いていかないと意味がない。それは今日から始まっている。2人、3人かわされてシュートを決められた訳ですから。あの相手に守る、あの相手に攻撃をする。それを日常から忘れずに続けて、自分をプロデュースしてほしい」(森山監督)
 
 マリをはじめ、本物の『世界基準』と真っ向から戦って、このリベンジを果たすには来年のU-17ワールドカップに出場するのが前提条件だ。そのためには3か月先にあるU-16アジア選手権で、世界への切符を掴む必要がある。
 
 アジアに向けて、世界に向けて、そしてサッカー選手としての将来に向けて。彼らはここで掴んだ感覚を、プレーで表現していかなければいけない。
 
取材・文:安藤隆人(サッカージャーナリスト)
【関連記事】
【U-16日本代表】宮代、久保ら逸材揃いのなかで森山監督を「逞しくなった」と唸らせたストライカー
同年代のライバル・宮代、久保には負けられない――。プリンス関東で早くも3得点の三菱養和のルーキー・中村敬斗が見据える高み
【連載】小宮良之の『日本サッカー兵法書』 其の六十三「久保建英でも成功は難しかった!?……海外における日本人未成年の致命的弱点」
凄い年下・久保建英とU-16代表のサバイバル。FC東京U-18の1年生MF・平川怜が受ける成長への刺激
【総体】男子組み合わせ決定/市立船橋の初戦は秋田商。3連覇を狙う東福岡は2回戦からの登場

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト 王国の誇りを胸に
    4月10日発売
    サッカー王国復活へ
    清水エスパルス
    3年ぶりのJ1で異彩を放つ
    オレンジ戦士たちの真髄
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 特別企画
    5月1日発売
    プレミアリーグ
    スター★100人物語
    絆、ルーツ、感動秘話など
    百人百通りのドラマがここに!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 完全保存版
    1月17日発売
    第103回全国高校サッカー選手権
    決戦速報号
    前橋育英が7年ぶりの戴冠
    全47試合&活躍選手を詳報!
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ