若手の有望選手が最もひしめくシャドー
ドイツで評価がうなぎ登りの佐野海舟(マインツ)は選ばれれば、ボランチの主力争いにも割って入りうる。森保監督の独断で決められることではないので、現時点では保留にしておく。
国内組では田中聡(広島)や元欧州組の川辺駿(広島)がE-1選手権からフルメンバーに割って入る可能性もあるが、中島洋太朗(広島)や佐藤龍之介(岡山)、保田堅心(ゲンク)といったロス五輪世代が、U-20W杯を転機に滑り込んでくる展開にも期待したい。
左右のウイングバックは堂安、伊東、三笘、中村の4人が揃っており、相当な難関だが、森保監督が本大会に向けて改めて、4バックにトライする可能性もある。サウジアラビア戦で右ウイングバックにスタメン起用された菅原由勢(サウサンプトン)はそうしたプランも含めて有力だが、プレミアリーグの最下位に沈む所属クラブが、もし降格となった場合に、どういう選択を取っていくか。
左の長友佑都(FC東京)は戦力としてだけでなく、選手とスタッフを繋ぐ存在でもある。もし26人から外れても、ロールモデルコーチのような役回りで北中米に帯同する可能性は高いと見るが、やはりメンバーとして一緒に試合の出場を目ざすなかでこそ、伝えられることも多いだろう。
そこは森保監督も承知したうえで、たとえば相手のエース級のサイドアタッカーを止める仕事など、専門的なミッションを与える起用法も考えているかもしれない。また前回カタールW杯を怪我で棒に振った中山雄太(町田)も、所属クラブでウイングバックとしてさらに定着していけば、左サイドバックの想定も含めて最終選考に残っていく可能性がある。
国内組では田中聡(広島)や元欧州組の川辺駿(広島)がE-1選手権からフルメンバーに割って入る可能性もあるが、中島洋太朗(広島)や佐藤龍之介(岡山)、保田堅心(ゲンク)といったロス五輪世代が、U-20W杯を転機に滑り込んでくる展開にも期待したい。
左右のウイングバックは堂安、伊東、三笘、中村の4人が揃っており、相当な難関だが、森保監督が本大会に向けて改めて、4バックにトライする可能性もある。サウジアラビア戦で右ウイングバックにスタメン起用された菅原由勢(サウサンプトン)はそうしたプランも含めて有力だが、プレミアリーグの最下位に沈む所属クラブが、もし降格となった場合に、どういう選択を取っていくか。
左の長友佑都(FC東京)は戦力としてだけでなく、選手とスタッフを繋ぐ存在でもある。もし26人から外れても、ロールモデルコーチのような役回りで北中米に帯同する可能性は高いと見るが、やはりメンバーとして一緒に試合の出場を目ざすなかでこそ、伝えられることも多いだろう。
そこは森保監督も承知したうえで、たとえば相手のエース級のサイドアタッカーを止める仕事など、専門的なミッションを与える起用法も考えているかもしれない。また前回カタールW杯を怪我で棒に振った中山雄太(町田)も、所属クラブでウイングバックとしてさらに定着していけば、左サイドバックの想定も含めて最終選考に残っていく可能性がある。
これまで森保ジャパンに招集された右サイドの毎熊晟矢(AZ)やセンターバックもこなせる橋岡大樹(ルートン)、左であれば森下龍矢(レギア・ワルシャワ)などが、ここからの1年余りでチャンスを与えられる可能性は十分にあるだろう。またJリーグ二連覇の神戸から欧州に渡った初瀬亮(シェフィールド・ウェンズデイ)も、チャンピオンシップで存在感を発揮し始めているのは気になるところだ。
シャドーはアウトサイドに増して、久保、南野、鎌田がポジションを争う現在のメンバーを崩していくのは難しい。主にウイングバックで起用されている三笘や堂安もこのポジションで起用できることを考えれば、なおさらだろう。
しかし、若手の有望選手が最もひしめくポジションでもあり、パリ五輪世代の10番である斉藤光毅(QPR)や森保ジャパンに招集経験のある鈴木唯人(ブレンビー)、ロス五輪世代の塩貝健人(NEC)らには、ここからクラブレベルでのステップアップも含めて、突き上げに期待したい。
今回の26人はあくまで現時点の評価や序列をベースにしている。他にも有望な選手は多くいるし、もしかしたら筆者がラージファミリーに想定していないところから爆発的な成長を見せる選手がいるかもしれない。言い換えれば、そういう選手が出てこないと面白くないので、新たな選手の台頭にも期待している。
取材・文●河治良幸
【画像】日本代表を応援する麗しき「美女サポーター」たちを一挙紹介!
記事:「エンドウを放出するのは恥だ」リバープールが遠藤航を今季限りで売却か。地元メディアは猛反対!「カルト的な人気がある」「 “特別”な彼を売る必要はない」
シャドーはアウトサイドに増して、久保、南野、鎌田がポジションを争う現在のメンバーを崩していくのは難しい。主にウイングバックで起用されている三笘や堂安もこのポジションで起用できることを考えれば、なおさらだろう。
しかし、若手の有望選手が最もひしめくポジションでもあり、パリ五輪世代の10番である斉藤光毅(QPR)や森保ジャパンに招集経験のある鈴木唯人(ブレンビー)、ロス五輪世代の塩貝健人(NEC)らには、ここからクラブレベルでのステップアップも含めて、突き上げに期待したい。
今回の26人はあくまで現時点の評価や序列をベースにしている。他にも有望な選手は多くいるし、もしかしたら筆者がラージファミリーに想定していないところから爆発的な成長を見せる選手がいるかもしれない。言い換えれば、そういう選手が出てこないと面白くないので、新たな選手の台頭にも期待している。
取材・文●河治良幸
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