技巧派の大型ボランチとして注目の熊坂光希
サプライズとして推したいのが中村草太(広島)だ。サイズは大きくないが、抜群のボディバランスとスピードを備えており、サッカーIQが非常に高い。ゴールもアシストもできる前線のスーパータレントで、シャドーはもちろん、裏抜けを狙う1トップとしても起用できる。現在の代表メンバーにもいないタイプなので、ラストピースの候補として、E-1選手権から一気に台頭してくる可能性がある。
3月シリーズのメンバーでは、パリ五輪世代の高井幸大(川崎)がサウジアラビア戦のスタメンに抜擢されて、スコアレスドローながら森保監督の評価を高めた感がある。本大会の時点で、川崎のままなのか、欧州に挑戦の場を求めているのかは不明だが、ここからの伸びしろを考えても有力であることは間違いないだろう。一方でバーレーン戦に起用された瀬古歩夢(グラスホッパー)も、ここからのサバイバルにさらなる調整が求められる。
関根大輝(S・ランス)もさらなる成長は必要だが、センターバックとウイングバックの両ポジションをこなせるうえに、セットプレーの高さ対策にもマッチすることから、まずは伊東や中村とともに、S・ランスをリーグアン残留に導いて、本大会までに序列を上げていきたい。
欧州組ではチェイス・アンリ(シュツットガルト)など、ここから急成長を見せてほしい選手もいる。長期の怪我から復帰した角田涼太朗(コルトレイク)も所属クラブでスタメンに定着してきており、町田や伊藤を脅かす存在になっていってもらいたい。
二人に共通するのは、3バックなら左右中央と全てのポジションを問題なくこなせるポテンシャルがあること。仮にサブだったとしても、不測の事態に備えやすい。そうしたところも選考の評価基準になってくるだろう。
アキレス腱の負傷で離脱するまで、最終予選を支えてきた谷口彰悟(シント=トロイデン)の完全復活も待たれるが、現状は序列を下げざるを得ないか。一方で冨安健洋(アーセナル)に関しては森保監督も実力が分かっており、クラブでの復帰から本大会に向けて、フレッシュな状態で間に合わせることができれば、世界一を目ざすチームに欠かせない存在になっていくはずだ。
3月シリーズのメンバーでは、パリ五輪世代の高井幸大(川崎)がサウジアラビア戦のスタメンに抜擢されて、スコアレスドローながら森保監督の評価を高めた感がある。本大会の時点で、川崎のままなのか、欧州に挑戦の場を求めているのかは不明だが、ここからの伸びしろを考えても有力であることは間違いないだろう。一方でバーレーン戦に起用された瀬古歩夢(グラスホッパー)も、ここからのサバイバルにさらなる調整が求められる。
関根大輝(S・ランス)もさらなる成長は必要だが、センターバックとウイングバックの両ポジションをこなせるうえに、セットプレーの高さ対策にもマッチすることから、まずは伊東や中村とともに、S・ランスをリーグアン残留に導いて、本大会までに序列を上げていきたい。
欧州組ではチェイス・アンリ(シュツットガルト)など、ここから急成長を見せてほしい選手もいる。長期の怪我から復帰した角田涼太朗(コルトレイク)も所属クラブでスタメンに定着してきており、町田や伊藤を脅かす存在になっていってもらいたい。
二人に共通するのは、3バックなら左右中央と全てのポジションを問題なくこなせるポテンシャルがあること。仮にサブだったとしても、不測の事態に備えやすい。そうしたところも選考の評価基準になってくるだろう。
アキレス腱の負傷で離脱するまで、最終予選を支えてきた谷口彰悟(シント=トロイデン)の完全復活も待たれるが、現状は序列を下げざるを得ないか。一方で冨安健洋(アーセナル)に関しては森保監督も実力が分かっており、クラブでの復帰から本大会に向けて、フレッシュな状態で間に合わせることができれば、世界一を目ざすチームに欠かせない存在になっていくはずだ。
中盤ではサウジアラビア戦で、途中出場ながらシャドーとボランチでプレーした旗手怜央(セルティック)も有力だが、現状維持では最終的な26人のメンバーに残ることは難しい。3月シリーズで出番がなかった藤田譲瑠チマ(シント=トロイデン)はなおさら、成長角度を上げていく必要がある。
ここから彼らのライバルになってきそうなのは、伊藤敦樹(ヘント)や現在イングランド3部ながら衝撃的な活躍を見せる岩田智輝(バーミンガム)だ。岩田はセンターバックやサイドバックのポリバレントとしても計算できるのは大きい。来シーズンはチャンピオンシップが舞台になると想定できるが、現在の活躍を考えればプレミアリーグからの引き抜きがあってもおかしくない。
技巧派の大型ボランチとしてJリーグで注目を集める熊坂光希(柏)も、E-1選手権でブレイクすれば、フルメンバーの選考対象にもなりうる。
記事:【26年W杯メンバー予想】前回カタール大会から戦い続ける面々が主体に。長友もやはり外せない。サプライズ枠でロス世代のFWも
ここから彼らのライバルになってきそうなのは、伊藤敦樹(ヘント)や現在イングランド3部ながら衝撃的な活躍を見せる岩田智輝(バーミンガム)だ。岩田はセンターバックやサイドバックのポリバレントとしても計算できるのは大きい。来シーズンはチャンピオンシップが舞台になると想定できるが、現在の活躍を考えればプレミアリーグからの引き抜きがあってもおかしくない。
技巧派の大型ボランチとしてJリーグで注目を集める熊坂光希(柏)も、E-1選手権でブレイクすれば、フルメンバーの選考対象にもなりうる。
記事:【26年W杯メンバー予想】前回カタール大会から戦い続ける面々が主体に。長友もやはり外せない。サプライズ枠でロス世代のFWも