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【フランス 2-1 アイルランド|採点&寸評】逆転の立役者となったグリエーズマンが最高採点でMOMに!

カテゴリ:国際大会

井川洋一・手嶋真彦

2016年06月27日

らしい敢闘精神は披露したが、フランスには力及ばず。

早々にリードを奪って、身体を張った守備で前半は無失点に抑えたアイルランドだったが、気候条件が影響し、運動量が落ちた後半は防戦一方で逆転されてしまった。 写真:佐藤明(サッカーダイジェスト写真部)

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【アイルランド/チーム&監督 採点&寸評】
チーム
金星を収めたイタリア戦とまったく同じ11人が先発し、試合開始早々にリードを奪う。前半はいわば人海戦術の守りでよくしのぐも、疲れが見えはじめた後半の序盤に2失点。最初から飛ばしに飛ばしたツケを一気に払う格好の逆転負け、力負け。
 
90分を通して見ると個々のクオリティーの差が如実にあらわれたとはいえ、粘り強さや敢闘精神というアイルランドらしさを随所で披露した点は評価したい。試合間隔が中6日のフランスに対し、3日も短い中3日。試合開始時の気温が比較的暑い23度と条件も悪く、ベスト16で力尽きた。
 
監督 マーティン・オニール
開始早々に先制点を奪ったとはいえ、エネルギーを節約しながら守り切るというオプションは、攻撃志向の強いこの監督にはそもそもなかったはず。逆転されて、攻めのカードを切ったとたんにCBがレッドカードを食らい、穴埋めの守備者で貴重な交代枠を使わざるをえなくなるなど、後半は不可抗力の逆風にも晒された。地力の差を思い知らされたに違いない。
 
【アイルランド/選手採点&寸評】
GK
23 ダレン・ランドルフ 6.5
2失点には責任なし。隅に飛んだポグバの直接FKを余裕でキャッチした24分のプレーが象徴的で、58分に同点弾を食らうまでは飛び出しを含めて全般的に安定感。55分にはマテュイディの強烈なミドルをセーブ。76分にはジニャクの、後半アディショナルタイムにはグリエーズマンの近距離弾を阻止した。
 
DF
シェイマス・コールマン
4試合連続先発フル出場。今大会でスターダムに駆け上がったパイエを好きにはやらせず、疲労の影響を垣間見せながらも最後まで奮闘しつづけた。
 
リチャード・キーオ 5.5
前半はボールへの寄せが早く、いわば人海戦術的な守りの中心に。2失点目を喫した58
分のプレーで、それまではうまく回っていたがむしゃらさが裏目に出てしまう。終盤は疲労の影響を隠せなかった。
 
12 シェイン・ダフィ
立て続けに失点を喫するまでは、強靭な身体に物を言わせ、自陣ゴール前での守りだけでなく、攻撃のセットプレーでも存在感。キーオとの連携不足が徐々に露わになり、最後はプロフェッショナルファウルで一発レッドを食らってしまう。
 
17 スティーブン・ウォード
献身性というこのチームのひとつの美徳の体現者。先制のPKにつながるクロスを供給し、守備者としての務めは最後まで果たしていた。
 
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
 
 
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