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東京都2部の『スペリオ城北』を複数選手オーナー制に。大津祐樹らが手がける新たなクラブ運営の全貌

カテゴリ:Jリーグ

元川悦子

2025年01月23日

「一つひとつ前進していくつもりです」

今季は東京都2部を戦うスペリオ城北。大津氏は「J1で優勝できるくらいのビッグクラブ」を目標に掲げる。

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 東京都2部は全42チームが3ブロックに分かれて、各1位のみが1部に昇格できる。その上には関東リーグ2部、同1部、JFLがあり、J3に上がるためには5カテゴリーを駆け抜けなければならない。すでに関東1部にいる南葛SCもJFL昇格が叶わず、3シーズン足踏みを強いられているほどだ。

 それでも、大津は「将来的にはJ1で優勝できるくらいのビッグクラブを作るというのを目標に掲げています」と断言。地域密着も推し進めて、町おこしもしながらステップアップを追い求めていくという。
 
「『スペリオ城北に関わって良かった』と思えるチームにしたいというのが僕の理想。週末には試合を楽しみにしてもらい、生きる活力になるような環境を作りたいんです。

 僕はプロ選手を引退してからサッカーの価値、スポーツの価値を再認識することがすごく多かった。それをより引き上げたいというのは、出資する全選手の共通認識なんです。

 そのチャレンジをあえて東京でやることに意味がある。東京にはFC東京、東京ヴェルディ、町田ゼルビアという3つのJ1クラブがありますし、JFLにも東京武蔵野ユナイテッドやクリアソン新宿が参戦している。その下のカテゴリーには南葛のようなチームもあります。

 それでも僕は城北エリアにポテンシャルがすごくあると感じている。自分が愛着を持っているこの地域で、多くの選手の経験やネットワークを活かしながら、一つひとつ前進していくつもりです」

 こう力を込める大津らの挑戦がどのような展開を見せるのか。まずは今季の東京都2部の戦いとクラブの活動に注目したいところだ。

取材・文●元川悦子(フリーライター)

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