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東京都2部の『スペリオ城北』を複数選手オーナー制に。大津祐樹らが手がける新たなクラブ運営の全貌

カテゴリ:Jリーグ

元川悦子

2025年01月23日

北区・板橋区・豊島区・荒川区・足立区がホームタウン

現役時代は柏や横浜などで活躍した大津氏。現在は実業家として様々なビジネスを展開する。

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 2025年から関東サッカーリーグ2部に参戦するEDO ALL UNITEDを発起人となって立ち上げた本田圭佑、オーナーを務めるドイツ6部のバサラ・マインツで監督業に乗り出した岡崎慎司など、昨今は元日本代表クラスのビッグネームが自らクラブ運営を手がける例が目立つ。

 しかしながら、「複数の現役・OB選手がオーナーとなって多彩な角度から成長を目ざすクラブ」というのは存在していなかった。その領域に今回、足を踏み入れようとしているのが、2023年限りで現役引退し、現在は実業家として様々なビジネスを展開する大津祐樹である。

 彼は宇佐美貴史、中谷進之介(ともにG大阪)、水沼宏太(ニューカッスル・ジェッツ)、中山雄太(町田)、山中亮輔(名古屋)、朴一圭(横浜)とともに、東京都社会人サッカーリーグ2部(8部相当)のスペリオ城北の経営に参画。2025年シーズンは大津が監督、彼の会社(株)ASSISTのスタッフである元Jリーガーの木暮郁哉がコーチに就任し、現場を率いていくことになったという。
 
「僕自身が東京都北区にある成立学園高校出身。城北エリアには強い思い入れがあります。高校時代に素晴らしい時間を過ごせたからこそ、プロになれましたし、今もサッカーに携わり続けていられる。プロの世界で16年間プレーする事ができた。スタッフの木暮も北区出身のJリーガーで『城北エリアに貢献したい』という夢をよく2人で語り合っていました。

 そんな時、スペリオ城北に経営参加するという話が持ち上がりました。このクラブは北区・板橋区・豊島区・荒川区・足立区をホームタウンとし、発足から20年を迎えたクラブ。昨年、宮坂一朗オーナーと会う機会があり、『選手が作るクラブ』の意義と可能性を伝えると、快く共同運営に合意してくれました。

 僕はいろんな選手が自身の経験を持ち込んでベストな形のクラブを構築していくのが理想。前々からやりたかったこと。それを実際にスタートさせられる環境ができて、心から感謝しています」と大津はしみじみと語る。

 確かに選手個々の経験値が還元されれば、クラブの成長スピードはグッと上がるはずだ。

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