「モウ・ユナイテッド」の新陣容を予測するうえで、新戦力獲得とともにキーポイントになるのが、現有戦力の去就だ。
 
　まだ、モウリーニョの監督就任から日が浅く、本格的な見極めはプレシーズンキャンプで行なうことになりそうだが、現時点では以下のような予想が立てられる。
 
【残留確実】
ウェイン・ルーニー（FW）
アントニー・マルシアル（FW
マーカス・ラッシュフォード（FW）
クリス・スモーリング（DF）
フィル・ジョーンズ（DF）
ルーク・ショー（DF）
 
【残留濃厚】
モルガン・シュネデルラン（MF）
ジェシー・リンガード（MF）
アントニオ・バレンシア（MF）
アンドレアス・ペレイラ（MF）
マッテオ・ダルミアン（MF）
ダレイ・ブリント（DF）
パトリック・マクネアー（DF）
 
【不透明】
メンフィス・デパイ（FW）
ファン・マヌエル・マタ（MF）
バスティアン・シュバインシュタイガー（MF）
マルアン・フェライニ（MF）
マイケル・キャリック（MF）
アシュリー・ヤング（MF）
アンデル・エレーラ（MF）
アドナン・ヤヌザイ（MF）
マルコス・ロホ（DF）
ティモシー・フォス＝メンサー（DF）
キャメロン・ボースウィック＝ジャクソン（DF）
ダビド・デ・ヘア（GK）
セルヒオ・ロメロ（GK）
 
　前記した通りCF、ウイング／トップ下、セントラルMF、CBは強化対象になっている一方で、現時点で目立ったターゲットが挙がっていないGKとSBは既存戦力で乗り切る算段と見られる。
 
　ただ、デ・ヘアが昨夏にR・マドリー移籍を望んだのは周知の通りで、昨年９月に2019年まで契約延長したとはいえ、マドリーが再び獲得に乗り出してくれば、どうなるか分からない。売却を余儀なくされれば、GKも補強ポイントになりそうだ。