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「モウ・ユナイテッド」がイブラ、ハメス、A・ゴメス、ストーンズらの獲得を狙う! 補強費は300億円超?

カテゴリ:移籍情報

サッカーダイジェストWeb編集部

2016年05月28日

イブラは名門復権の旗頭としてまさに御誂え向きだ。

イブラヒモビッチ(左)とハメス(右)をいずれも獲得でいれば、ユナイテッドの攻撃力アップは間違いない。(C)Getty Images

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 ジョゼ・モウリーニョのマンチェスター・ユナイテッド新監督就任が5月27日に正式発表され、俄然注目が集まっているのが、“モウ・ユナイテッド”の今夏の補強だ。
 
 モウリーニョがのっけから自分のカラーを打ち出すのは確実で、4~5人の主力クラスを獲りにいきそうな気配。クラブはこれをサポートすべく、今夏の補強費として2億ポンド(約330億円)を用意したとも伝えられる。
 
 チャンピオンズ・リーグ出場権がないというマイナスは、その資金力、ブランド力、そしてモウリーニョという新たな魅力でカバーしうる。モウリーニョのエージェントでユナイテッドの補強計画に深く食い込みそうな敏腕代理人ジョルジュ・メンデスの助けも得ながら、移籍市場で派手な動きを見せそうだ。
 
 前線のトップターゲットは、パリSGを契約満了で退団するズラタン・イブラヒモビッチ。今年で35歳を迎えるとはいえ文字通り老いてますます盛んで、インテル監督時代に1年間ともに戦ったモウリーニョも今だ買っている。すでに代理人のミーノ・ライオラに獲得の意思があることを伝えており、イブラもモウリーニョへの愛着を隠していない。
 
 結束の“かすがい”となる強いリーダーの不在は、2013年にサー・アレックス・ファーガソンが引退して以降の低迷の大きな要因のひとつ。絶対的なクオリティーとカリスマを備えたイブラは、名門復権の旗頭としてまさに御誂え向きだ。
 
 CFは他にもエディンソン・カバーニ(パリSG)、ゴンサロ・イグアイン(ナポリ)、ハリー・ケイン(トッテナム)、ピエール・エメリク=オーバメヤン(ドルトムント)なども補強リストに入っているようだが、イブラが獲れれば打ち止めだろう。
 
 4-3-3ならウイング、4-2-3-1ならサイドアタッカーとトップ下を担うアタッカーのメインターゲットは、ハメス・ロドリゲスだ。控え扱いのレアル・マドリーに未練はなく、今夏の退団が濃厚。マンチェスター・シティ、バイエルン、ユベントスなど競合多数だが、代理人はモウリーニョと同じメンデスで、すでに優先交渉権を得ているとも言われる。ユナイテッドがライバルを出し抜く可能性は小さくない。
 
 他にも、モウリーニョのチェルシー時代の教え子であるエデン・アザールとウィリアン、イスコなどの名前が挙がっている。ただ、チェルシーが国内の覇権を争うユナイテッドに主力を売る可能性は低く、イスコに関しても「移籍するならシティに行く」という見方がもっぱらだ。ハメスを逃すようだと、ターゲットの見直しを迫られるかもしれない。
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