【J1採点&寸評】「ポゼッションの仙台」へ試金石になる1勝。湘南は息を吹き返したが

カテゴリ:Jリーグ

塚越 始(サッカーダイジェスト)

2016年05月22日

仙台は全員が及第点の6点以上。奥埜と梁に最高点の「7」。

仙台守備陣は厳しいチェックを怠らず、湘南が狙う位置に起点を作らせなかった。写真:SOCCER DIGEST

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GK
1 六反勇治 6.5
無理に飛びこまず、じっと耐えて反応。後半の相手の猛反撃にも冷静に対応し、完全にフリーになった端戸の決定的なシュートをもこともなげにキャッチした。
 
DF
27 大岩一貴 6.5
後半は菊池と高山の飛び込んでくるプレーに苦労しながらも、最後まで踏ん張って持ちこたえた。60分にはクロスバー直撃の強烈なヘディングシュートを放った。
 
3 渡部博文 6.5
CFで起用された端戸に、ほとんどなにもさせなかった。後半は再三にわたり放たれたクロスに対して、“エアバトル王”の異名どおり堂々とした力強いプレーではね返した。
 
13 平岡康裕 6.5
ラインコントロールをしながら、機敏な動きでギャップを突こうとする湘南のトライアングルを抑え込んだ。ビルドアップ面でも存在感を示した。

5 石川直樹 6
身体を張った守備で、前半は高山に突破をさせず。後半、菊池のドリブルに何度か抜かれそうになったが、耐えて無失点に貢献した。
 
MF
17 富田晋伍 6
クラッシャーとなって湘南を自由に“走らせなかった”。フリーランでの揺さぶりも効果的だった。
 
18 三田啓貴 6
試合開始早々に足を傷めたことが響いたのか、一瞬のキレが感じられなかった。それでもセカンドボールをよく拾って、チーム最多タイの4本のシュートを放って気迫を見せた。
 
14 金久保順 6(70分OUT)
カウンターから何度か長い距離を走って、敵陣の間隙を突いた。ただ13分に足を傷めた影響からか、激しさは感じられたが、やや精彩を欠いた印象も。交代直前にR・ロペスのポストプレーに反応し、決定的なシュートを放ったが枠を捉え切れなかった。
 
10 梁 勇基 7(90+2分 OUT)
R・ロペスとのポジションチェンジから、3バックと中盤にできたギャップを効果的に突いていた。相手の怯んだ隙を見逃さず、クロスから決勝ゴールをアシストした。
 
FW
8 野沢拓也 6
セットプレーからチャンスを作った。サイドに抜けて起点となり、40分には決定機を作り出す。ただ、シュートはFKの1本のみ。もう少し、ゴール前でフィニッシュへの意欲を見せても良さそうだ。
 
 
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