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【J2採点&寸評】3節・全11カードを現地取材記者が採点! C大阪、熊本が3連勝! 町田、岐阜が初勝利

カテゴリ:Jリーグ

サッカーダイジェストWeb編集部

2016年03月16日

千葉×横浜FC|船山が豪快ボレーで決勝弾!千葉が横浜FCの堅守を崩す。

【警告】千葉=アランダ(23分) 横浜FC=野村(20分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】船山貴之(千葉)

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【チーム採点・寸評】
千葉 6.5
前半は横浜FCの守備ブロックを崩せず。それだけに後半は長澤を中心に縦に速い攻撃を仕掛け、決勝弾を奪った点は高く評価できる。

横浜FC 5.5
全員の守備意識が高く、前半は千葉の攻撃を無効化し、思い通りの試合展開を見せる。後半、先制された後は得点を奪うための手段が少なすぎた。

【千葉|採点・寸評】
GK
23 佐藤優也 6
終盤を除いてピンチらしいピンチはなく無風の状態が続くなかでのプレーとなった。フィードの素早さは光った。
 
DF
3 近藤直也 6
前線が得点を奪えないなか集中力を保ち、最終ラインを引き締めた。一度、縦パスをカットされカウンターを招いたシーンは反省材料。

5 多々良敦斗 6
右サイドからクサビを入れようとするも、なかなか前線と息が合わず。それでもシンプルなセンタリングで船山のゴールをアシストした。
  
24 イ・ジュヨン 5.5
相手が守備に力を割いたため、通常よりボールを持てる時間が長かった。それだけに縦パスの質を上げたかった。
 
27 阿部翔平 5.5
積極的にサイドチェンジを狙うも相手に引っ掛かるシーンが数度、見られた。一方で前半終了間際にはCKのこぼれ球を拾って強烈なミドルを放った。
 
MF 
6 山本真希 6(87分 OUT)
ボールを受けリズムを作ろうとする意識は感じられた。長澤とのコンビネーションは良好で後半は左サイドを崩しにかかった。
 
10 長澤和輝 6.5
序盤はゴール前を固める横浜FC守備陣に手こずり存在感は希薄だった。しかし、徐々にエンジンが掛かり出すと、鋭いドリブルとパスで相手をかく乱。千葉の後半のチャンスは基本、この男が起点になった。

16 小池純輝 6
古巣サポーターからのブーイングが鳴り響くなか、何度もドリブル突破を試みる。ただ、雑音を掻き消すまでのインパクトを残せたとは言えず。
 
22 アランダ 5.5
鋭い読みでパスをカットして周囲につなげた。通常よりも高い位置をキープし、ミドルも積極的に狙ったが、相手の堅守を決定的に打開するまでには至らず。
 
FW 
11 船山貴之 7(89分OUT)
後方からのボールをしっかりキープし、周囲が攻め上がる時間を作る。膠着状態のなか、豪快なボレーでネットを揺らし、勝利の立役者となる。
 
18 吉田眞紀人 5.5
序盤はハリロヴィッチとの肉弾戦で敗れ、前線の起点になれず。徐々にボールが収まり始めるも、初先発としての気合いが空回りしていた印象は拭えない。

交代出場
MF
15 富澤清太郎 -(87分 IN)
ディフェンスを強化するためにピッチへ。相手のハイボールをクリアするなど任務を遂行した。

MF 
7 佐藤勇人 -(89分 IN)
1-0での逃げ切りを狙って試合終了間際に送り込まれる。短い時間で必死にボールを追った。

監督
関塚 隆 6
前節の岡山戦の敗戦を受け、吉田と長澤を先発起用。後半は長澤がリズムを作り、決勝弾が生まれるなど、効果はあったと言える。


【横浜FC|採点・寸評】
GK
18 南 雄太 6
序盤から的確なセーブを見せる。失点シーンは船山の見事なボレーシュートを褒めるべきだろう。
 
DF
3 田所 諒 6
守備に軸足を置き、対面した小池の突破を阻む。攻撃面での貢献はなくとも与えられた任務はある程度、果たせたと言えるだろう。
 
4 デニス・ハリロヴィッチ 6
吉田とのフィジカル勝負を制し、ゴール前の高い壁となった。ハイボールを撥ね返す力も見せつけた。

5 西河翔吾 6
相棒のハリロヴィッチが前に対応に出た際にはしっかりその穴をカバー。冷静に千葉の攻撃に対応した。

15 市村篤司 5.5
前半は 粘り強い守備で右サイドに蓋をし、千葉の左サイドの長澤&阿部に決定的な仕事をさせなかった。一方、後半は後手を踏むシーンがあった。

MF
8 佐藤謙介 5.5
サイドにスペースが空けば的確に埋め、最終ラインまで戻りディフェンスするなど守備の強化にひと役買った。だが守備に注力したせいか、フィード精度は高くなかった。

10 寺田紳一 5.5(74分OUT)
攻撃に移れば積極的に前線に顔を出し、2トップをフォローしようとした。しかし、決定機なチャンスは生み出せず。

16 野村直輝 5.5(83分OUT)
左SBの田所と協力して千葉の右の攻撃力を削ぐ。攻撃面では何度か仕掛けるシーンがあったが、相手を抜くには至らなかった。

19 小野瀬康介 5.5
右サイドでボールを持ち、周囲の攻め上がりを促す。ただ得点につながる効果的なプレーは少なかった。
 
FW
9 津田知宏 5.5
大久保の頭でのすらしに反応して千葉の最終ラインの裏を取ろうと走り回る。なかなかシュートまでは持ち込めずに終わった。

39 大久保哲哉 5.5(68分OUT)
ポストプレーや空中戦の強さを活かし、幾度かカウンターのなかで機能した。12分には津田のクロスにヘッドで合わせるも相手DFにブロックされた。
 
交代出場
FW
14 イバ 5.5(68分IN)
80分にはスルーパスに抜け出してGKをかわすもシュートは打ち切れず。救世主にはなれなかった。
 
MF
6 中里崇宏 5.5(74分IN)
1点を追うチームを中盤でパスを供給しながら支えた。だが、決定機は創出できずに試合終了のホイッスルを聞いた。

MF
24 松下年宏 -(83分IN)
セットプレーとクロスで千葉の守備を崩そうと試みた。もう少し長い時間でのプレーを見たかった。

監督
ミロシュ・ルス 5.5
「悪くはなかった」と語ったが、攻撃に圧力を生み出せなかった。早めに切った交代カードも効果は薄かった。

取材・文:本田健介(サッカーダイジェスト編集部)

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
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