アルディージャと一緒に時間を積み重ねて将来的にはビッグクラブに。
―——大宮の育成普及本部・地域プロデュース部U-12コーチに就任しましたが、海外での経験を踏まえて、U-12の子どもたちに伝えたいことは?
経験したことしか伝えられないですから、サッカーを通じてひとつの夢を持つことの重要性や、小さい頃から目標を持つこと自体が幸せなことだと伝えていきたいですね。
子どもたちはいろいろな可能性を秘めていますので、いろいろなことに一生懸命にチャレンジをして夢中になれることが見つかれば幸せなことですし、そういう夢や目標があると人としても成長できます。それはどんどん伝えていきたいですね。
新しいことをやるには勇気がいるし、犠牲を払うこともありますが、人生にとってプラスになることばかりです。勇気を持って新しいことにチャレンジすることの大切さを伝えていければと思っています。
―——タイとマレーシアで海外でのプレーを経験し、新たな立場で大宮に戻ってくることになりました。最後に大宮サポーターへのメッセージをお願いいたします。
アルディージャのサポーターの皆さんはずっとどんな時も応援してくれました。もう感謝しかありません。10年も在籍していれば顔を知っている方もいますし、仲の良い方もいます。
昨季NACK5スタジアム大宮に試合を見に行った時も、サポーターの皆さんがたくさんいることはモチベーションにもなるし、(選手が)うらやましいなと思いましたし、それはサポーターの皆さんの力だと思います。あらためて感謝の気持ちを伝えたいですし、こうやって帰ってきて、僕自身一緒にアルディージャと成長していければいいと思っています。
そして、いつの日かもっと大宮のサポーターが増えて、NACK5スタジアム大宮を大きく改修しないといけないぐらいになってほしいです。アルディージャというクラブが大きくなって、アジアや世界で知られるようになるためにはサポーターの皆さんを含めた全員の力が必要です。長い時間がかかることかもしれませんが、一緒に時間を積み重ねて将来的にアルディージャがビッグクラブになれば最高だと思います。
―——“第二の故郷”と感じるほど、大宮を愛しているようですが、大宮の魅力とは?
いつの間にかそうなっていたんですよね。長く在籍していたこともあるでしょうが、「コレだ」ということは別になく、「すべてが魅力」としか言いようがありません。僕は選手としてアルディージャに全然貢献できなかったという思いがあります。立場を変えて、今度こそはアルディージャに貢献したいという気持ちが強いんです。
取材・文:郡司 聡(フリーライター)
【プロフィール】
橋本早十(はしもと・はやと)/1981年9月15日生まれ、34歳。福井県出身。丸岡高→駒澤大を経て、2004年に大宮アルディージャへ加入。2013年に大宮を退団したあとは、セレクションに合格し、タイのチョンブリFCへ移籍。念願の海外移籍を果たした。2015年はマレーシア2部のDRBハイコムでプレーし、シーズン後に現役引退を決断。引退後は大宮の育成普及本部・地域プロデュース部U-12コーチに就任することが発表された。J1通算107試合出場・5得点。
経験したことしか伝えられないですから、サッカーを通じてひとつの夢を持つことの重要性や、小さい頃から目標を持つこと自体が幸せなことだと伝えていきたいですね。
子どもたちはいろいろな可能性を秘めていますので、いろいろなことに一生懸命にチャレンジをして夢中になれることが見つかれば幸せなことですし、そういう夢や目標があると人としても成長できます。それはどんどん伝えていきたいですね。
新しいことをやるには勇気がいるし、犠牲を払うこともありますが、人生にとってプラスになることばかりです。勇気を持って新しいことにチャレンジすることの大切さを伝えていければと思っています。
―——タイとマレーシアで海外でのプレーを経験し、新たな立場で大宮に戻ってくることになりました。最後に大宮サポーターへのメッセージをお願いいたします。
アルディージャのサポーターの皆さんはずっとどんな時も応援してくれました。もう感謝しかありません。10年も在籍していれば顔を知っている方もいますし、仲の良い方もいます。
昨季NACK5スタジアム大宮に試合を見に行った時も、サポーターの皆さんがたくさんいることはモチベーションにもなるし、(選手が)うらやましいなと思いましたし、それはサポーターの皆さんの力だと思います。あらためて感謝の気持ちを伝えたいですし、こうやって帰ってきて、僕自身一緒にアルディージャと成長していければいいと思っています。
そして、いつの日かもっと大宮のサポーターが増えて、NACK5スタジアム大宮を大きく改修しないといけないぐらいになってほしいです。アルディージャというクラブが大きくなって、アジアや世界で知られるようになるためにはサポーターの皆さんを含めた全員の力が必要です。長い時間がかかることかもしれませんが、一緒に時間を積み重ねて将来的にアルディージャがビッグクラブになれば最高だと思います。
―——“第二の故郷”と感じるほど、大宮を愛しているようですが、大宮の魅力とは?
いつの間にかそうなっていたんですよね。長く在籍していたこともあるでしょうが、「コレだ」ということは別になく、「すべてが魅力」としか言いようがありません。僕は選手としてアルディージャに全然貢献できなかったという思いがあります。立場を変えて、今度こそはアルディージャに貢献したいという気持ちが強いんです。
取材・文:郡司 聡(フリーライター)
【プロフィール】
橋本早十(はしもと・はやと)/1981年9月15日生まれ、34歳。福井県出身。丸岡高→駒澤大を経て、2004年に大宮アルディージャへ加入。2013年に大宮を退団したあとは、セレクションに合格し、タイのチョンブリFCへ移籍。念願の海外移籍を果たした。2015年はマレーシア2部のDRBハイコムでプレーし、シーズン後に現役引退を決断。引退後は大宮の育成普及本部・地域プロデュース部U-12コーチに就任することが発表された。J1通算107試合出場・5得点。