カバーニはパリSGのすべてに不満を持っている。

最低でも年俸800万ユーロを求めているカバーニ。これを前提として考えれば、すでに話を始めているユーベを資金力で大きく上回るプレミアリーグ勢が争奪戦を制する可能性が高い。(C)Getty Images
カバーニは今夏にパリを去る可能性が非常に高い。少なくとも、本人が移籍を強く望んでいるのは間違いない。
起用法(ズラタン・イブラヒモビッチがCFに君臨するためウイングが主戦場)から、チーム内での立場、年俸などの待遇面に至るまでのすべてに不満を持ち、クラブとの信頼関係はすでに損なわれている状態だ。代理人は昨夏から移籍先を探し始め、複数のクラブとコンタクトを取っている。
もっとも熱心なのはユーベで、数か月前から可能性を探って話し合いを進めている。ただし、楽観できる状況ではない。カバーニ側が最低条件として提示した年俸800~1000万ユーロ(約11億2000万~約14億円)はユーベには荷が重い。
もし資金力で大きく上回るプレミアリーグ勢、例えばマンチェスター・ユナイテッド、チェルシー、アーセナルが本気を出せば、とても太刀打ちできない。ユーベもその点は自覚している。
カバーニを以前から高く買っているのがジョゼ・モウリーニョで、いまやほぼ確実になったマンチェスター・U行きが正式に決定すれば、補強リストの上位にその名が挙がるはずだ。
チェルシーは次期監督の人選次第。有力な候補のディエゴ・シメオネ(現アトレティコ・マドリー監督)、アントニオ・コンテ(現イタリア代表監督)、マッシミリアーノ・アッレグリ(現ユーベ監督)はいずれも、過去にカバーニの獲得をクラブに要求したことがある。
マンチェスター・Uとチェルシーに比べると、アーセナルが争奪戦に本格参戦する可能性は低い。高額な移籍金や年俸、さらには年齢がネックになるからだ。
その他で考えられるのは、前述した通りレバンドフスキの去就が不透明なバイエルンくらいだろう。
移籍専門記者によるアーセナルの「強化部門」解説
移籍専門記者によるチェルシーの「強化部門」解説
移籍専門記者によるマンチェスター・Uの「強化部門」解説
移籍専門記者によるパリSGの「強化部門」解説
起用法(ズラタン・イブラヒモビッチがCFに君臨するためウイングが主戦場)から、チーム内での立場、年俸などの待遇面に至るまでのすべてに不満を持ち、クラブとの信頼関係はすでに損なわれている状態だ。代理人は昨夏から移籍先を探し始め、複数のクラブとコンタクトを取っている。
もっとも熱心なのはユーベで、数か月前から可能性を探って話し合いを進めている。ただし、楽観できる状況ではない。カバーニ側が最低条件として提示した年俸800~1000万ユーロ(約11億2000万~約14億円)はユーベには荷が重い。
もし資金力で大きく上回るプレミアリーグ勢、例えばマンチェスター・ユナイテッド、チェルシー、アーセナルが本気を出せば、とても太刀打ちできない。ユーベもその点は自覚している。
カバーニを以前から高く買っているのがジョゼ・モウリーニョで、いまやほぼ確実になったマンチェスター・U行きが正式に決定すれば、補強リストの上位にその名が挙がるはずだ。
チェルシーは次期監督の人選次第。有力な候補のディエゴ・シメオネ(現アトレティコ・マドリー監督)、アントニオ・コンテ(現イタリア代表監督)、マッシミリアーノ・アッレグリ(現ユーベ監督)はいずれも、過去にカバーニの獲得をクラブに要求したことがある。
マンチェスター・Uとチェルシーに比べると、アーセナルが争奪戦に本格参戦する可能性は低い。高額な移籍金や年俸、さらには年齢がネックになるからだ。
その他で考えられるのは、前述した通りレバンドフスキの去就が不透明なバイエルンくらいだろう。
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