「バッジョとか、ファンタジスタが輝いていた時代よりかは…」
切れ味鋭いドリブルや長年の経験で培った判断力で、ベガルタの攻撃を活性化させる齋藤。では、バイタルエリアで意識している点は何なのだろうか。
――◆――◆――
そのエリアを攻略することで、得点に繋がるというか、そのバイタルエリアを使い切れるチームがやっぱり強いチームだなと思っています。
というか、そこの場所を使って、直接シュートを打てれば、得点には近付くと思いますけど…。やっぱり相手はそこを使われたくないから、そこのエリアを使った時に、より相手がそこに集中して、外が空くっていう。だから、バイタルエリアをいかにチームとして使えるか。
多分、(元日本代表監督のアルベルト・)ザッケローニの時もそうですし、誰の時だっけな…どこかの監督の時とかも、すごくこう、戦術的にバイタリアを空けさせようって、ボランチがこっちに寄せてここを作ろうって練習をすごくやる監督がいて、ちょっと誰だか思い出せないんですけど。
それぐらい、やっぱりチームとして、そこを空けさせる。相手からしたら、そこを空けさせたくないから、そこに多分ボランチとか、選手を配置すると思うので、なるべくボランチを横にずらしたりするサッカーができれば。
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そのエリアを攻略することで、得点に繋がるというか、そのバイタルエリアを使い切れるチームがやっぱり強いチームだなと思っています。
というか、そこの場所を使って、直接シュートを打てれば、得点には近付くと思いますけど…。やっぱり相手はそこを使われたくないから、そこのエリアを使った時に、より相手がそこに集中して、外が空くっていう。だから、バイタルエリアをいかにチームとして使えるか。
多分、(元日本代表監督のアルベルト・)ザッケローニの時もそうですし、誰の時だっけな…どこかの監督の時とかも、すごくこう、戦術的にバイタリアを空けさせようって、ボランチがこっちに寄せてここを作ろうって練習をすごくやる監督がいて、ちょっと誰だか思い出せないんですけど。
それぐらい、やっぱりチームとして、そこを空けさせる。相手からしたら、そこを空けさせたくないから、そこに多分ボランチとか、選手を配置すると思うので、なるべくボランチを横にずらしたりするサッカーができれば。
今、マンチェスター・シティとか、レアル・マドリーもそうですけど、あんまりバイタルを使うというか…バイタルの手前ぐらいで、バイタルに入れる雰囲気を出しながら、外に出して、外の三角形を使ったりとか、外で四角形を作ったりしているチームがヨーロッパだと多いので。
昔のロベルト・バッジョとか、ああいうファンタジスタが輝いていた時代よりかは、バイタルってそんなに使わなくなった印象はありますね。今はちょっと斜めというか、ペナルティエリアの45度ぐらいで裏取り、ポケットって言ったりしますけど、あそこの裏を取りに行ったり。
マンチェスター・シティがやってるじゃないですか。マリノスも2020年ぐらいにやってましたけど。だから、バイタルエリアを使うってよりかは、そこに意識させて外を使うのが今は結構、主流というか。そういう風に使うようになっているのかなと、僕はサッカーを見ていて思います。
※後編に続く。次回は9月29日に公開予定です。
取材・構成●有園僚真(サッカーダイジェストWeb編集部)
【バイタルエリアの仕事人】vol.1 遠藤保仁|稀代のゲームメーカーが“賢い”と唸る名手たち。なぜ彼らは輝けるのか?
【バイタルエリアの仕事人】vol.27 宇佐美貴史|7番の主将が引っ張る新生ガンバは「強くなっていっている最中」
昔のロベルト・バッジョとか、ああいうファンタジスタが輝いていた時代よりかは、バイタルってそんなに使わなくなった印象はありますね。今はちょっと斜めというか、ペナルティエリアの45度ぐらいで裏取り、ポケットって言ったりしますけど、あそこの裏を取りに行ったり。
マンチェスター・シティがやってるじゃないですか。マリノスも2020年ぐらいにやってましたけど。だから、バイタルエリアを使うってよりかは、そこに意識させて外を使うのが今は結構、主流というか。そういう風に使うようになっているのかなと、僕はサッカーを見ていて思います。
※後編に続く。次回は9月29日に公開予定です。
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