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WEリーグに電撃初参戦の川澄奈穂美、移籍の舞台裏を明かす。“盟友”上尾野辺めぐみは「日本ならアルビに来てほしかった」

カテゴリ:女子サッカー

野口一郎(サッカーダイジェストWeb編集部)

2023年08月27日

WEリーグカップでの目標は?

WEリーグ杯では古巣INAC神戸との試合も控える川澄。「意識しまくって(笑)、絶対に勝ちたい」と意気込む。写真:田中研治(サッカーダイジェスト写真部)

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 WEリーグカップが8月26日に開幕した。全12チームが2組に分かれてグループステージを戦い、各グループの1位同士が決勝戦で激突する。

 新潟Lの初戦は27日、ホームで、ちふれASエルフェン埼玉と相まみえる。

 橋川和晃新監督のもとで臨む新シーズンに向けて、川澄と上尾野辺に現状やカップ戦での目標を訊いた。

――◆――◆――

――お2人とも攻撃的なポジションを任されそうですね。

上尾野辺 昨シーズンは、いろんなポジションをやりました。ボランチ、シャドー、トップと。

川澄 私は、ワイドをやることが多いですね。

――橋川新監督の印象は?

上尾野辺 監督が代わったので、戦術も変わります。橋川監督は、厳しい部分とそうでない部分を、上手く使い分けてくれる印象があります。

川澄 すごく色んなことに目を向けて、考慮したうえで、「じゃあ、今のベストは何か」を常に提示してくれる監督さんかな、と感じていますね。

上尾野辺 練習で、メリハリというか、リラックスする場所と、「ここは、やらなきゃいけないよ」という場面を、しっかりと作っていただけている。良い雰囲気で取り組めていると思います。

――お2人が中学、高校時代にプレーした大和シルフィードの後輩で、日本女子代表経験がある杉田亜未選手も加入しました。

川澄 ちょうど、入れ違いなんです。自分たちが高校を卒業した次の年、中一で入ってきたので。 

上尾野辺 日本代表でチームメイトだったことはありますが、クラブチームでは初ですね。

川澄 もちろん一緒にプレーした時に、上手だなと思いました。そのうえで、(2021-22シーズン途中になでしこリーグの)伊賀から(WEリーグの)ノジマに移籍した時に、初めから、かなり効いていたプレーがすごく印象的なので、「アルビでもやれよ」と思っています(笑)。
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上尾野辺 そうですね。ノジマで、入ってすぐに中心選手として活躍していました。アルビでも中心で、「自分が一番」ぐらいの気持ちでやってくれていいと思っています。多分、まだちょっと遠慮してる感じがあります。

川澄 してるね(笑)。

上尾野辺 そこを引き出して、持っている力を出してもらえると、すごく良い選手なので、期待しています。

――WEリーグカップへの意気込みを教えてください。

上尾野辺 シーズンに向けて始動して7週目になり、ある程度、チームとして、こうやっていくというサッカーのスタイルを、意図して、みんなでやろうというのは、出てきていると感じています。

 ただ、やっぱりカップ戦に入って、全部が全部、良いプレーができるわけではないと思います。失敗のほうが多く、課題がたくさん出てくるカップ戦になると思います。カップ戦とトレーニングを含めて、チームとして、もっともっと成長できたら良いですね。

 個人の目標は、5得点に絡むことです。得点に限らず、アシストや自分が起点を作ることで、チームが得点につながるような形ができればいいなと思って。1試合につき1点、ですね。

川澄 私は2ゴール・2アシストです。グループステージが5試合あるので、当然、1試合に1得点に絡めたらいいな、とも思うんですけど、ちょっとだけ遠慮して(笑)。

 攻撃的なポジションで起用されることが多くなると思うので、やはりしっかりと狙っていきたいなっていうふうに思っています。点を取らないと、勝てないので。

――川澄選手にとっては、古巣のINAC神戸との対戦もありますね。

川澄 そうですね! 古巣なので、意識しないわけにはいかないので。意識しまくって(笑)、絶対に勝ちたいと思います。

※第1回終了(全4回予定)

取材・構成●野口一郎(サッカーダイジェストWeb編集部)

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