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【原口元気|独占インタビュー】ドイツで生まれた新たな理想像「ゴールが奪えるサイドハーフになりたい」

カテゴリ:海外日本人

白鳥大知(サッカーダイジェストWEB)

2016年01月14日

「代表のボランチやサイドバックでの起用は急な抜擢でした(笑)」

ハリルホジッチ監督就任後は日本代表にも定着。ポジションへのこだわりを捨て、生き残りを誓った。写真:小倉直樹(サッカーダイジェスト写真部)

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――2015年6月、約2年ぶりに日本代表に復帰されました。ご自身にとっても嬉しいニュースだったのでは?
 
「そもそもヘルタ・ベルリンに行こうと思ったのも、ワールドカップに行けなくて悔しい気持ちを味わって、環境を変えようと感じたからですし、常に代表のことは意識していました。まだ完全に定着できたわけではないですけど、もっともっと代表でも活躍したいですね」
 
――ハリルホジッチ監督からは、具体的にどんな指示を受けていますか?
 
「裏への意識ですかね。相手のサイドバックやセンターバックの背後を突け、とはよく言われますね」
 
――アフガニスタン戦では右サイドバック、シンガポール戦ではボランチでもプレーしました。どちらも未経験だったと聞いたんですが、急な抜擢だったんですか?
 
「急でしたね(笑)。でも、色々なポジションができると思ってもらっているのは良いことですし、そういう能力が自分に身に付いてきたというのは自信になりますね」
 
――そのなかでも、代表で一番やりたいポジションはどこですか?
 
「4-4-2のシステムであれば、サイドハーフが一番自分の特徴が出やすいかなと思います。でも、代表は試合に出れるのであればどこでもプレーしますよ」
 
――日本代表の2列目は、一番層が厚いポジションです。ライバルと比較して自分のストロングポイントはどこでしょうか?
 
「それをこれから構築していきたいですね。ヘルタ・ベルリンで鍛えられて平均的なレベルが上がって、土台はできた。あとはスピードとか他の選手に負けないストロングポイントを作りたいですね」
 
――最後に、2016年の目標を教えてください。
 
「2015年は自分の目標に近づくための良い土台作りができた1年だったので、そこから先の自分の強みを作っていける年にしたいです」

インタビュー:白鳥大知(サッカーダイジェストWEB)
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