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【高校選手権】来季の有力校は? 東福岡は新チームも陣容充実。“裏選手権”を制した流経大柏に巻き返しの予感

カテゴリ:高校・ユース・その他

安藤隆人

2016年01月13日

千葉は来年も二強がハイレベルな争いを繰り広げる。

市立船橋の2年生アタッカーの高。新シーズンも千葉は市立船橋と流経大柏の二強が軸になりそうだ。写真:田中研治

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 惜しくも3回戦で敗れた桐光学園と市立船橋。桐光学園はエース小川航基(磐田入団内定)が抜けるが、今大会で10番を背負い、攻撃の中軸を担ったMF鳥海芳樹、ボランチ・桑原遥、左サイドバックのタビナス・ジェファーソンが残る。FW佐藤太一、鈴木太我、MF西川公基、田中雄大と4人の選手権経験者もおり、なかでも西川は180センチのサイズと正確なボールコントロールとパスセンスを持った注目の存在だけに、怪我空けで万全でなかった選手権の悔しさを新チームでぶつけるはずだ。
 
 優勝した東福岡を追い詰めた市立船橋は、MF高宇洋、西羽拓、金子大毅、DF杉岡大暉、原輝綺、真瀬拓海、杉山弾斗と楽しみな1、2年生がおり、来年度も力のある選手たちを揃える。特に高、杉岡、原は注目のトリオで、彼らが強固なセンターラインを構築するだろう。
 
 だが、来年度の千葉はさらなる激戦区となる。選手権予選決勝で市立船橋に0-3で敗れた流経大柏は、すぐに新チームをスタート。MF菊地泰智を擁し、御殿場で行なわれた裏選手権を制するなど、その力を発揮している。流経大柏の巻き返しは必至で、来年度はさらにハイレベルな争いを繰り広げてくれそうだ。
 
 他にも来季楽しみなチームは多い。そのなかで、ここで挙げたチームが、今大会で得た経験を力にし、前評判通りの活躍を見せられるのか。既に新たな戦いは始まっている。
 
取材・文:安藤隆人(サッカージャーナリスト)
 
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