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【日本人欧州組の前半戦通信簿|MF編】香川がトゥヘルの下で躍動する一方、本田は茨の道が続く

カテゴリ:海外日本人

遠藤孝輔、弓削高志

2015年12月30日

充実の前半戦を過ごした原口。

17試合中16試合に出場した原口。ダルダイ監督からの信頼も厚く、後半戦も躍進が期待できそうだ。(C) Getty Images

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原口元気(ヘルタ・ベルリン=ドイツ)
16試合・1ゴール・1アシスト
評価:○よくできました
キッカー誌の平均採点:3.70
 
 ウイングのレギュラーとして、ヘルタ・ベルリンの3位躍進に貢献した。チャンスメーカーとしての機能性の高さを物語るのは、1試合におけるドリブル成功数(2.1回)とキーパス本数(1本)だ。いずれもチームトップの数字で、ポジション争いのライバルと目されたシュトッカーやベーレンスに大きな差をつける充実の前半戦となった。
 
 個人技による打開もさることながら、コンビネーションプレーも悪くなかった。なかでも縦関係を築く右サイドバックのヴァイザー、得点源であるカルーとの意思疎通がよく取れており、両雄と絡んだ仕掛けはチームの大きな武器となっていた。
 
 さらなる飛躍が期待される後半戦の課題は、ゴール前における質の改善だろう。それぞれ「1」しかないゴールとアシストを増やしたい。
 
 長澤和輝(ケルン=ドイツ)
1試合0ゴール・0アシスト
評価:△可もなく不可もなく
キッカー誌の平均採点:5.00
 
 昨シーズン終盤に左サイドハーフのレギュラーとして活躍したものの、新戦力のビッテンコートとの定位置争いに敗れて、入団3年目のケルンで居場所を失った。
 
 悔やまれるのは11節のホッフェンハイム戦でのパフォーマンスだろう。その3日前のDFBカップ2回戦(対ブレーメン)での好アピールが実り、今シーズン初となる先発出場を果たした。しかし、シュテーガー監督からしばしば指摘されていた決定力不足を露呈するなど精彩を欠き、前半だけで交代の憂き目に。以降は一度も出場機会を得られなかった。
 
 すでに2年半を過ごしたケルンからの退団が決まっており、2016シーズンは千葉の一員(浦和からの期限付き移籍)に。初挑戦となるJリーグでリスタートを切る。
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