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【日本人欧州組の前半戦通信簿|MF編】香川がトゥヘルの下で躍動する一方、本田は茨の道が続く

カテゴリ:海外日本人

遠藤孝輔、弓削高志

2015年12月30日

チームの歯車としての活躍が光った香川。

ポゼッションサッカーを志向するトゥヘルの下で、香川は攻撃の中心として活躍。ここ数シーズンの不振からの復活を印象づけた。(C)Getty Images

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香川真司(ドルトムント=ドイツ)
17試合・4ゴール・7アシスト
評価:◎大変よくできました
キッカー誌の平均採点:3.15
 
 オーバメヤン、ロイス、ムヒタリアンと構成する前線のカルテット“ファンタスティック4”の一角として、崩し/フィニッシュの局面で頻繁に違いを作り出した。公式戦の通算成績は26試合出場(先発21)・8ゴール・8アシスト。ブンデスリーガではリーグ4位タイの7アシストを記録するなど、本人がこだわる「目に見える結果」を残している。
 
 一方で、以前より組み立ての局面における貢献度もアップ。トゥヘル新監督の指導により、ポゼッション色を強めたチームの歯車として機能している。
 
 11月下旬にやや精彩を欠き、新戦力のカストロに先発の座を譲ったものの、途中出場した15~16節でゴールに絡む活躍を披露。より不可欠な戦力となるには自身も消えがちな劣勢の試合で、チームを救うような決定的な働きができるかが肝要になる。
 
 清武弘嗣(ハノーファー=ドイツ)
9試合・3ゴール・4アシスト
評価:○よくできました
キッカー誌の平均採点:3.08
 
 右足中足骨の骨折で開幕から1か月遅れで戦列に戻ると、チーム唯一のクリエイティブなMFとして、前線で決定的な“違い”となった。
 
 敵のDFラインを切り裂くスルーパス、正確無比のFK、巧みなボールキープなどが冴え渡り、不振に喘ぐチームの救世主的な存在に。自身に対する敵の警戒が強まる中で、堂々たるパフォーマンスを披露し、9試合で3ゴール(2PK)・4アシストを記録。その活躍ぶりから、地元紙『HAZ』から「低迷するハノーファーの希望」と絶賛されたほどだ。
 
 チームにも本人にも痛恨だったのは、11月に負った右足中足骨折による再離脱。当初の診断では後半戦のスタートに間に合うか微妙なところで、当面は怪我のリハビリに専念することになりそうだ。
 
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