「いかに仲間をうまく使いながら、バイタルエリアに入り込むか」
サイドバックとして守備だけでなく、豊富な運動量を生かして果敢にオーバーラップを繰り返し、決定機を創出するなど、献身的なプレーが持ち味のまさに“仕事人”。そんな吉田にとって、攻撃における『バイタルエリア』とは――。
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サイドバックは攻撃の厚さを増すために、バイタルエリアに入る回数が多い。そこに入れれば、得点に繋がるチャンスも増えます。
今のサイドバックは守備をしながら、どれだけ攻撃でその位置に行けるかが、本当に重要だと思います。若い時より数は少なくなりましたけど、僕もそこのクオリティは維持できるように努めています。
特に大切にしているのは、周囲との連係。いかに仲間をうまく使いながら、バイタルエリアに入り込むかです。もちろん縦関係、前のコンビを組む選手の特徴によって変わるので、味方との意思疎通も常に考えています。
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サイドバックは攻撃の厚さを増すために、バイタルエリアに入る回数が多い。そこに入れれば、得点に繋がるチャンスも増えます。
今のサイドバックは守備をしながら、どれだけ攻撃でその位置に行けるかが、本当に重要だと思います。若い時より数は少なくなりましたけど、僕もそこのクオリティは維持できるように努めています。
特に大切にしているのは、周囲との連係。いかに仲間をうまく使いながら、バイタルエリアに入り込むかです。もちろん縦関係、前のコンビを組む選手の特徴によって変わるので、味方との意思疎通も常に考えています。
例えばチームメイトだと、前の選手がカル(リーニョス・ジュニオ)か、神谷(優太)かで全然違う。カルは縦に速く、自らドリブルで崩せて、相手を置き去りにしてゴールまで行ける特長を持った選手なので、自分がそこのスペースを埋めてしまうより、カルに自由なスペースを与えてあげれば、彼の特長が存分に出せると思います。
神谷は、仲間とリズムを作りながら共有できるのが強み。なので、僕が裏のスペースに走り込むことで、相手を引き連れて空いたスペースを使ってもらったり、中央へ仕掛ける選択肢もできる。彼はワンステップで強烈な良いシュートを打てるので、中でプレーをさせてあげたほうが長所が生きると思います。
今回はカルと神谷の例えでしたけど、それが違う選手であっても、普段の練習から仲間の長所を出してあげられるようなポジショニングを心掛けています。
※後編に続く。次回は5月31日に公開予定です。
取材・構成●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)
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神谷は、仲間とリズムを作りながら共有できるのが強み。なので、僕が裏のスペースに走り込むことで、相手を引き連れて空いたスペースを使ってもらったり、中央へ仕掛ける選択肢もできる。彼はワンステップで強烈な良いシュートを打てるので、中でプレーをさせてあげたほうが長所が生きると思います。
今回はカルと神谷の例えでしたけど、それが違う選手であっても、普段の練習から仲間の長所を出してあげられるようなポジショニングを心掛けています。
※後編に続く。次回は5月31日に公開予定です。
取材・構成●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)
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