コメント/オークランド・シティ|ラモン・トゥリブリエッチ監督「66パーセントのボールポゼッション率は誇りに思いたい」

「1年間に1回、こういう舞台で強い相手と戦うことが非常に大事になる」。トゥリブリエッチ監督は、クラブW杯の経験がオセアニアサッカーの発展につながると語った。 写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)
■オークランド・シティ
ラモン・トゥリブリエッチ(監督)
――明確なゲームプランを持ち、展開も予測して実行したと思いますが、サイド攻撃の質が難しかったように思います。
「アタッキングサードを崩すのが難しかったです。広島のカウンターが強いのは分かっていたし、ウチがボールポゼッションしていたが、結局、勝つことはできなかった。ニュージーランドのクラブとして、この経験から学び、今後の勝利に結びつけられるかが大事になる」
――広島のどこを突こうとした?
「カウンターの際にスペースを突いてくるのは分かっていた。結局、我々は無失点で負けてしまったので、ここから学ばないといけない。最初のゴールが決まり、我々は立場が厳しくなって、逆に広島は楽になったと思う。ドウグラスが入ってから状況が厳しくなってしまったし、打つ手がなかったということ。広島を祝福したいと思いますし、結局は勝利がすべてです」
――広島は深い位置で守っていましたが、それに驚きましたか?
「いえ、今季はずっとそのようなやり方だったと思います。もう少しボールを持つかと思ったし、広島の裏にスペースができると期待していた。先制点によって、広島は完璧な試合運びをしていた。先週のチャンピオンシップ決勝を見て、両試合ともガンバ大阪のほうがボールポゼッション率は高かったですが、結局はカウンターで広島がタイトルを奪い取った。今日も同じような形だったと思います」
――オークランド・シティの良かった点は?
「忍耐強かった。早い段階で攻撃を仕掛けたいと思っていたが、広島のカウンターで危険な状況だった。最後のほうで疲れが出た時にゴールを決めたかったが、残念ながらそうはならなかった。ただ、人生とはそういうもの。グラウンド状態が悪すぎたし、スペースを上手く活かせなかった。ただ世界に対して、我々もボールポゼッションできるのを見せられた。66パーセントのボールポゼッション率は誇りに思いたい」
――クラブワールドカップが持つ意味は?
「ニュージーランドで強い相手と戦うのは、昔よりより良くなっているとはいえ、まだ難しい。1年間に1回、こういう舞台で強い相手と戦うことが非常に大事になる。私たちは努力し、経験を積んで、昔に比べたらチームは進化している。相手を追い込むことができたし、敵陣深くまで侵入することができた。ただあと2、3年で、広島のようなチームに勝つことはなかなか難しい。ニュージーランドに戻ったまたシーズンが始まるので、この経験をそこで活かしたい」
ラモン・トゥリブリエッチ(監督)
――明確なゲームプランを持ち、展開も予測して実行したと思いますが、サイド攻撃の質が難しかったように思います。
「アタッキングサードを崩すのが難しかったです。広島のカウンターが強いのは分かっていたし、ウチがボールポゼッションしていたが、結局、勝つことはできなかった。ニュージーランドのクラブとして、この経験から学び、今後の勝利に結びつけられるかが大事になる」
――広島のどこを突こうとした?
「カウンターの際にスペースを突いてくるのは分かっていた。結局、我々は無失点で負けてしまったので、ここから学ばないといけない。最初のゴールが決まり、我々は立場が厳しくなって、逆に広島は楽になったと思う。ドウグラスが入ってから状況が厳しくなってしまったし、打つ手がなかったということ。広島を祝福したいと思いますし、結局は勝利がすべてです」
――広島は深い位置で守っていましたが、それに驚きましたか?
「いえ、今季はずっとそのようなやり方だったと思います。もう少しボールを持つかと思ったし、広島の裏にスペースができると期待していた。先制点によって、広島は完璧な試合運びをしていた。先週のチャンピオンシップ決勝を見て、両試合ともガンバ大阪のほうがボールポゼッション率は高かったですが、結局はカウンターで広島がタイトルを奪い取った。今日も同じような形だったと思います」
――オークランド・シティの良かった点は?
「忍耐強かった。早い段階で攻撃を仕掛けたいと思っていたが、広島のカウンターで危険な状況だった。最後のほうで疲れが出た時にゴールを決めたかったが、残念ながらそうはならなかった。ただ、人生とはそういうもの。グラウンド状態が悪すぎたし、スペースを上手く活かせなかった。ただ世界に対して、我々もボールポゼッションできるのを見せられた。66パーセントのボールポゼッション率は誇りに思いたい」
――クラブワールドカップが持つ意味は?
「ニュージーランドで強い相手と戦うのは、昔よりより良くなっているとはいえ、まだ難しい。1年間に1回、こういう舞台で強い相手と戦うことが非常に大事になる。私たちは努力し、経験を積んで、昔に比べたらチームは進化している。相手を追い込むことができたし、敵陣深くまで侵入することができた。ただあと2、3年で、広島のようなチームに勝つことはなかなか難しい。ニュージーランドに戻ったまたシーズンが始まるので、この経験をそこで活かしたい」