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【藤田俊哉の目】日本代表は“意図的に”戦えていたのか。ボールは握れても、効果的なプレーは見られなかった

カテゴリ:連載・コラム

藤田俊哉

2023年04月01日

ピッチ内の状況判断で“意図的”を作り出せるか

“第二章”をスタートさせた森保監督。今後のチーム作りに期待したい。写真:サッカーダイジェスト/JMPA代表撮影

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 ボールを奪い、速攻を仕掛けて戦う日本は強い。相手にスペースが生まれたら、三笘や伊東が攻めていくという形はできているからだ。しかし、守ってくる相手に対して攻めの形が作れなければ、次のフェーズに辿り着くことはできない。

 三笘(もしくは伊東)プラスもう一人で“意図的に”崩すという形や、サイドバックが中盤の組み立てに参加した時の第三、第四の動きを“意図的に”作り出すコンビネーション。

 コロンビア戦では途中から左の三笘、右の伊東がタッチライン際まで開くことで効果的なサイド攻撃ができるようになっていたが、このような変化をピッチ内の選手の状況判断によって“意図的に”作り出されるようになったら、もっと日本サッカーはさらに進化するはずだ。
 
【著者プロフィール】
藤田俊哉(ふじた・としや)/1971年10月4日生まれ、静岡県出身。清水商高―筑波大―磐田―ユトレヒト(オランダ)―磐田―名古屋―熊本―千葉。日本代表24試合・3得点。J1通算419試合・100得点。J2通算79試合・6得点。J1では、ミッドフィルダーとして初めて通算100ゴールを叩き出した名アタッカー。2014年からオランダ2部VVVフェンロのコーチとして指導にあたり、2016-17シーズンのリーグ優勝と1部復帰に導いた。以後、イングランドのリーズ・ユナイテッドや日本サッカー協会のスタッフなどを歴任。今年9月に古巣・磐田のスポーツダイレクターに就任した。

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