ストライカーの一番手として重宝
2022年シーズンは充実の一年だった。昨年3月に立ち上がったU-21日本代表にも継続して招集され、パリ五輪を目ざす大岩ジャパンで、ストライカーの一番手として重宝され、大事な場面でのゴールも少なくなかった。
6月のU-23アジアカップでは5試合に出場して、うち4試合はスタメンで起用され、準々決勝の韓国戦のゴールを含む2得点。その活躍が評価され、7月に行なわれたE-1選手権でA代表に初招集される。国内組で構成されたチームだったが、初キャップも刻んだ。
6月のU-23アジアカップでは5試合に出場して、うち4試合はスタメンで起用され、準々決勝の韓国戦のゴールを含む2得点。その活躍が評価され、7月に行なわれたE-1選手権でA代表に初招集される。国内組で構成されたチームだったが、初キャップも刻んだ。
ただ、目に見える結果は出せていない。「練習の質や強度が違った。そういった意味でも、あのE-1選手権は良い経験になった」のは間違いないが、「相馬勇紀選手や町野修斗選手は、この大会で結果を出したからワールドカップのメンバーに入れた。そういった意味でも、ひとつの大会を大事に戦っていかないといけないと感じさせられた」と、新たな刺激を受ける場となった。
大岩ジャパンでの活躍、E-1選手権でのA代表デビュー、ベストヤングプレーヤー賞の獲得。濃密なプロ3年目を経て、迎える新シーズンでいかなるプレーを見せるのか。来夏に迫るパリ五輪はもちろん、同大会の最終予選までは1年を切っており、クラブでさらなる活躍が求められる。もうひとつ上のステージを目ざすストライカーは今、何を思っているのだろうか。
※後編に続く。次回は2月8日に公開予定です。
取材・文●松尾祐希(サッカーライター)
大岩ジャパンでの活躍、E-1選手権でのA代表デビュー、ベストヤングプレーヤー賞の獲得。濃密なプロ3年目を経て、迎える新シーズンでいかなるプレーを見せるのか。来夏に迫るパリ五輪はもちろん、同大会の最終予選までは1年を切っており、クラブでさらなる活躍が求められる。もうひとつ上のステージを目ざすストライカーは今、何を思っているのだろうか。
※後編に続く。次回は2月8日に公開予定です。
取材・文●松尾祐希(サッカーライター)