サッカルーズにとってカタールは“準ホーム”の土地だ
前回大会のロシア・ワールドカップの期間、私は日本で暮らしていて、ラウンド・オブ16にまで進んだ日本代表の快進撃に感動した。惜しくもベルギーに敗れたが、堂々たる内容だったし、日本のファンがサムライブルーを心の底から誇っていたのが印象的だった。
2006年のドイツ大会以来、オーストラリア代表は決勝トーナメントに進出できていない。カタールでは日本とオーストラリアが揃ってミッションを果たすことを願ってやまない。
オーストラリア代表のアーノルド監督は次のように話している。
「人びとは我々のグループを“死の組”だと言うが、“夢の組”という見方もできると思うんだ。選手たちにとっては、自分たちにどれほどの価値があるのかを存分に試す、最高の機会になる。そして注目を集める列強との対戦を通して、広く世界に国家への誇りを示すことができるんだ」
これはきっと、厳しいグループリーグに挑む日本代表にも当てはまるだろう。
最後にひとつ。オーストラリア代表は新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、ワールドカップ予選におけるホームゲームの大半を中立地カタールで戦った。もはや“準ホーム”と言ってもいいほど環境に馴染んでおり、すっかり勝手知ったる土地だ。この点も、サッカルーズには小さくないアドバンテージになるだろう。
文●スティーブン・トムソン
[著者プロフィール]
1993年生まれ、オーストラリア・アデレード出身。アデレード大学を卒業後に来日し、上智大学で日本語を学ぶ。日本のスポーツと文化に精通し、今春からサッカーダイジェスト海外編集部員に。好きなサッカークラブはアデレード・ユナイテッド、リバプール、そしてガンバ大阪。
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「人びとは我々のグループを“死の組”だと言うが、“夢の組”という見方もできると思うんだ。選手たちにとっては、自分たちにどれほどの価値があるのかを存分に試す、最高の機会になる。そして注目を集める列強との対戦を通して、広く世界に国家への誇りを示すことができるんだ」
これはきっと、厳しいグループリーグに挑む日本代表にも当てはまるだろう。
最後にひとつ。オーストラリア代表は新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、ワールドカップ予選におけるホームゲームの大半を中立地カタールで戦った。もはや“準ホーム”と言ってもいいほど環境に馴染んでおり、すっかり勝手知ったる土地だ。この点も、サッカルーズには小さくないアドバンテージになるだろう。
文●スティーブン・トムソン
[著者プロフィール]
1993年生まれ、オーストラリア・アデレード出身。アデレード大学を卒業後に来日し、上智大学で日本語を学ぶ。日本のスポーツと文化に精通し、今春からサッカーダイジェスト海外編集部員に。好きなサッカークラブはアデレード・ユナイテッド、リバプール、そしてガンバ大阪。
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