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森保ジャパンに完敗を喫して7か月。それでも、カタールW杯の“大穴”オーストラリア代表に期待したい理由【コラム】

カテゴリ:ワールド

サッカーダイジェストWeb編集部

2022年10月21日

切り札はプレミア行きが決まった18歳の新鋭アタッカー

W杯本番に向けて覚えておきたいのが、この驚異の18歳・クオルだ。(C)Getty Images

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 代表チームでもっとも創造性に溢れる攻撃的MFアイディン・フルスティッチ(ヴェローナ/イタリア)が怪我のため、ワールドカップを欠場する公算が高くなった。

 かなりの緊急事態ながら、慌てるほどではないだろう。その穴をしっかり埋めてくれそうなのが、スコットランド生まれのFWマーティン・ボイル(ハイバーニアン=スコットランド)。速さと強さを兼ね備え、巧みなポストワークで相手DFを引き寄せて、積極的にゴールチャンスに絡む。

 心配の種は、ボイルと同様に攻撃の軸を担うMFトム・ロギッチの状態である。昨シーズンいっぱいでセルティック(スコットランド)との契約が満了となり、なかなか新天地が見つからなかった。ようやく9月12日になってイングランド2部のWBAと契約を交わすも、トップフォームには程遠いレベルだ。彼が復調すればかなり面白くなってくるが、どうやら希望的観測となりそうである。

 当てにならないロギッチよりも、むしろ可能性を感じさせるのが18歳の新鋭アタッカー、ガラン・クオル(セントラル・コースト・マリナーズ/オーストラリア)だ。9月のニュージーランド戦でA代表デビューを飾り、その圧倒的なスピードと創造性、そして大胆さで衝撃を与えた。

 今年5月にAリーグ・オールスターズとバルセロナ(スペイン)の親善試合が行なわれたが、その試合で出色のパフォーマンスでファンを魅了したのがクオルだった。来年1月にニューカッスル・ユナイテッド(イングランド)に入団する若者は、最終登録26名に食い込んでシンデレラボーイとなるか。実現しても、なんら不思議ではない。彼は魔法を生み出せる、サッカルーズの切り札だ。
 

 一方で懸念されるのが、いわゆる「国内組」のフィットネスである。オーストラリアのAリーグは10月6日に開幕したばかりで、まだ代表選手たちの試合勘やコンディションはまちまちだ。

 そこで大きな役割を果たしそうなのが「国外組」、とりわけ「Jリーグ組」。フルシーズンを戦い終えてワールドカップに臨める、アダム・タガート(セレッソ大阪)、ミチェル・デューク(ファジアーノ岡山)、トーマス・デン(アルビレックス新潟)、ランゲラックといった候補選手たちだ。ただでさえ、昔に比べてフィジカル面の低下が叫ばれているサッカルーズ。アーノルド監督はフットネスに長けた選手を重用するはずだ。
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