CFに武藤を据え、スタメンの11人はテスト色の濃いメンバーに。
CFは判断が難しいものの、先にも挙げた「イランは空中戦で、攻撃面でも守備面でもかなり強い」という言葉を考慮すると、フィジカルレベルの高い武藤の抜擢もありえなくはない。CFは岡崎の一頭体制でオプションが極めて少なく、武藤に長い時間を与えて周囲との化学反応をチェックするのは、今後に向けての良い判断材料になるはずだ。
GKは、東アジアカップと、ここ3試合で西川のパフォーマンスを確認済みで、テスト優先であれば東口にチャンスが与えられるかもしれない。
以上を踏まえると、最終ラインは右から塩谷、吉田、森重に、米倉か長友で、ボランチは柴崎と長谷部。2列目には右から本田、香川、清武と並び、最前線には武藤が構える。場合によっては、東口が守護神を務めるという形だ。また、6人の交代枠を使い切ることも予想され、相当にテスト色の濃い試合になると思われる。
いずれにせよ、指揮官が宣言通りにリスク承知の積極起用に出るならば、「競争心をもっと植え付けたい。11人だけでなく、18人~20人の日本代表として戦える選手を探しているので、全員に少しプレッシャーを与えているようなもの」と語る狙いは達成される。さらに、テスト色の濃いメンバーで勝利を掴むことができれば、チームの成長を加速させる大きな一歩にもなるはずだ。
取材・文:五十嵐創(サッカーダイジェストWeb)
GKは、東アジアカップと、ここ3試合で西川のパフォーマンスを確認済みで、テスト優先であれば東口にチャンスが与えられるかもしれない。
以上を踏まえると、最終ラインは右から塩谷、吉田、森重に、米倉か長友で、ボランチは柴崎と長谷部。2列目には右から本田、香川、清武と並び、最前線には武藤が構える。場合によっては、東口が守護神を務めるという形だ。また、6人の交代枠を使い切ることも予想され、相当にテスト色の濃い試合になると思われる。
いずれにせよ、指揮官が宣言通りにリスク承知の積極起用に出るならば、「競争心をもっと植え付けたい。11人だけでなく、18人~20人の日本代表として戦える選手を探しているので、全員に少しプレッシャーを与えているようなもの」と語る狙いは達成される。さらに、テスト色の濃いメンバーで勝利を掴むことができれば、チームの成長を加速させる大きな一歩にもなるはずだ。
取材・文:五十嵐創(サッカーダイジェストWeb)