ドイツで得られるもの全て吸収し、ステップアップを
「『長くやることが価値じゃない。いろんなポジションがあるし、一瞬活躍することも価値があるだろうし、自分なりの価値あるサッカー選手になってほしい』と長谷部さんが言った時には驚きましたし、そういう価値観があるのかとも思いましたね。
僕もトップ選手として長くやりたいって気持ちもあるけど、人間なので必ずしもそうはいかない。短期間かもしれないけど、1回のワールドカップで化け物みたいな活躍をすれば、多くの人の記憶に残るだろうし、そういう価値もある。本当に新たな発見でしたね」と、田中は神妙な面持ちで語っていた。
24歳でW杯に初参戦した本田圭佑らが3大会連続で活躍したのだから、現在24歳の田中にも、もちろんチャンスはある。それだけ息の長いトップ選手になりたいという思いも本人の中では強い。
僕もトップ選手として長くやりたいって気持ちもあるけど、人間なので必ずしもそうはいかない。短期間かもしれないけど、1回のワールドカップで化け物みたいな活躍をすれば、多くの人の記憶に残るだろうし、そういう価値もある。本当に新たな発見でしたね」と、田中は神妙な面持ちで語っていた。
24歳でW杯に初参戦した本田圭佑らが3大会連続で活躍したのだから、現在24歳の田中にも、もちろんチャンスはある。それだけ息の長いトップ選手になりたいという思いも本人の中では強い。
ただ、選手は山あり谷ありで、必ずしもトップの状態を維持できるとは限らない。それを分かったうえで、一瞬の輝きを追い求めて彼らは努力する。そういったプロセスも十分な価値だし、それが結果につながれば理想的。田中はそんな考えに至ったのかもしれない。
確かに現代表での序列はやや厳しいかもしれないが、今回のゴールを皮切りに次々と結果を残し、昇格請負人になれれば、全てが変わる。そういった意識の高さと飽くなき向上心が本人から見て取れたのは朗報だ。
ドイツ2部という環境で得られるものを全て吸収して、ステップアップを果たすこと。そんな輝ける未来を信じて、田中碧は前進を続けていくつもりだ。
取材・文●元川悦子(フリーライター)
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ドイツ2部という環境で得られるものを全て吸収して、ステップアップを果たすこと。そんな輝ける未来を信じて、田中碧は前進を続けていくつもりだ。
取材・文●元川悦子(フリーライター)
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