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香川には「連覇の日々を思い出させた」「5点目を決めるべき」…。日本人選手に対する独メディアの論調は?

カテゴリ:ワールド

山口裕平

2015年08月18日

現地紙の評価から見える長谷部への要求の高まり。

古巣のヴォルフスブルクとの対戦でフル出場した長谷部には、期待の裏返しとも言えるやや厳しい評価が下された。(C) Getty Images

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 フランクフルトの乾、長谷部の両日本人選手は、ともにヴォルフスブルク戦で先発に名を連ねた。乾は前半のみで交代、長谷部は前半を右SBで、後半はボランチでプレーし、フル出場している。
 
 途中交代となった乾への評価はやや厳しいものとなった。『シュポータル』は
「前半45分において、フランクフルトの攻撃陣の中でほとんど危険なシーンに絡まなかった。彼の攻撃にはテンポとストラクチャーが欠け、(同じ左サイドのSB)オツィプカとの連係も粗かった」
と記し、チーム最低タイの4.5点となった。
 
 長谷部に関しては「アンラッキー」としながらも、同じく4.5点となった。
「1失点目はクルーゼのクロスを防げず、2失点目はゴールエリアで足を滑らせた」
と評されており、結果的に失点に関与したことを厳しく評価されたようだ。
 
 地元紙『フランクフルター・ノイエプレッセ』の「彼のボールを失わない能力と落ち着きは信頼できるが、特に輝くことはなかった」という評価には、長谷部に対する要求が高くなっていることが分かる。
 
 一方、インゴルシュタット戦でブンデスデビューを飾ったマインツの武藤だが、地元紙『アルゲマイネ・ツァイトゥング』は、出場時間は短く評点はなし。
「ソロでスタジアムをもう一度目覚めさせたが、それだけだった」
と記したようにインパクトを残すことはできなかったようだ。
 
 また、原口はアウグスブルク戦の74分から途中出場。『ベルリナー・ツァイトゥング』紙は、そのスピードを評価した一方で「ゴールの決め方を学ばなければならない」と決定力についても言及している。
 
取材・文:山口裕平
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