徹してチームの批判や苦言を外部に言わない森保監督が…
森保監督もそれには同意するはずだ。試合後の記者会見ではチームの出来を評価しつつも、「サウジアラビア戦はインテンシティやテンションの部分で高いものになると思う。別次元の覚悟を持って準備しなければいけない」と語った。それを語る際の表情も厳しく、徹してチームの批判や苦言を外部に言わない森保監督のキャラクターにおいては、最大限と言ってもいいアラートだと、個人的には感じた。
サウジアラビアとしては、日本戦に勝てばW杯出場が決定する状況。
つまりその場合、我々は埼玉スタジアムで、敗れた相手がW杯出場の歓喜に沸く姿を見届けなければならないということだ。こんな屈辱はない。同じ相手に2度負ける屈辱も酷いが、ホームで歓喜を見せつけられる屈辱はもっと酷い。
大一番が来た。これから日本代表に吹く風、その風向きを大きく左右しそうな一戦だ。
取材・文●清水英斗(サッカーライター)
サウジアラビアとしては、日本戦に勝てばW杯出場が決定する状況。
つまりその場合、我々は埼玉スタジアムで、敗れた相手がW杯出場の歓喜に沸く姿を見届けなければならないということだ。こんな屈辱はない。同じ相手に2度負ける屈辱も酷いが、ホームで歓喜を見せつけられる屈辱はもっと酷い。
大一番が来た。これから日本代表に吹く風、その風向きを大きく左右しそうな一戦だ。
取材・文●清水英斗(サッカーライター)