ライバルチームの充実ぶりも光る
指揮官として2014年の大会を制している佐々木女子委員長に、アジアカップのポイントを問うと「日本の選手たちは普段、ピッチコンディションの良いところで練習しているので、まず、そのあたりに慣れるのが重要ですね。あとは、中2日のスケジュールで戦うのに慣れて、コンディションをきっちりと整えること」という答えが返って来た。日中の気温は30度を超え、夜は20度を切る日もある現地の気候や、生活習慣の違いへの対応も問われる。
さらにライバルチームの充実ぶりも光る。グループリーグの大一番を戦う韓国は、東京五輪予選の前からコリン・ベル監督が指揮を執り、アメリカとの親善試合のアウェー連戦では、初戦を引き分けた(大敗した第2戦は、1戦目とやり方を変えていた)。
さらにライバルチームの充実ぶりも光る。グループリーグの大一番を戦う韓国は、東京五輪予選の前からコリン・ベル監督が指揮を執り、アメリカとの親善試合のアウェー連戦では、初戦を引き分けた(大敗した第2戦は、1戦目とやり方を変えていた)。
また、ノックアウトラウンドでは、東京五輪ベスト4のオーストラリアが待ち受けているはず。互いに勝敗よりも先にあるものを見据えていた昨夏の対戦とは違い、今度はアジアナンバーワンを目指すうえでの真剣勝負だ。
過去2大会に比べて条件は悪く、ノルマとしては「女子W杯の出場権獲得」が妥当だと思う。それでも新しいやり方で、大きなハンデを乗り越えて、3連覇を成し遂げるなでしこジャパンの姿を見てみたい。
取材・文●西森彰(フリーライター)
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