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“冬の選手権”の価値とは? 4年前の決勝で激闘を演じた「前橋育英vs流通経済大柏」当時の主将が語り合う

カテゴリ:高校・ユース・その他

安藤隆人

2022年01月07日

「あの準優勝は今でも大事な宝物」「選手権は憧れの舞台。そこに立てた喜びが宝物」

ともに大学でも主将を務めたふたり。宮本(左)は来季浦和で、田部井(右)は横浜FCでプレーする。写真:安藤隆人

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――選手権はどういう存在ですか?

宮本:今、実家に帰っているのですが、今でも親戚や近所の人に選手権の話をされますし、地元の友達も話してくれますし、自分の存在を知らせてくれたのも選手権だなと。あの準優勝は今でも大事な宝物ですし、今の僕があるのは選手権のおかげ。凄く大切な存在ですね。

田部井:チームにとってもあれが初優勝だったので、本当に群馬県が盛り上がったというか、パレードをやっても物凄く多くの人が沿道に詰めかけてくれて、その中をオープンカーに乗って進むなんて経験はなかなか出来ないと思うんです。優太と同じで自分の名を周りに知ってもらえた大会だと思いますし、あの大観衆の中でプレーできたことは一生の思い出になりました。でも、やっぱり選手権は憧れの舞台だったので、そこに立てた喜び自体が宝物ですね。

――今、100回大会が行なわれています。

宮本:本当に選手権での経験が今の僕らを作ってくれていると言っても過言ではありません。ベスト4まで行って弱いチームはひとつもありませんし、長くてもあと2試合しかないと思うので、悔いを残さずに、自分のため、チームメイトのため、スタッフのため、そしてコロナ禍で動いてくれた人たちのために全力でプレーしてほしいです。3年間の思いを全力でぶつけて戦ってほしいです。

田部井:自分たちらしさを出してほしいなと思います。僕は決勝の前に山田耕介監督から「カッコつけるな。やって来たことを出そう。泥臭くボールを追いかけろ」と言われたように、やって来たこと以上のことは出せませんし、周りを信じて出すだけだと思います。注目度が高いのでどうしてもフワフワしてしまうところはあると思うのですが、勝とうが負けようが、最後はやり切ってほしいです。

取材・文●安藤隆人(サッカージャーナリスト)
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