前線には強力なライバルも――岡崎慎司の新天地レスターはどんなクラブ?

カテゴリ:ワールド

サッカーダイジェストWeb編集部

2015年06月27日

岡崎の前に立ちはだかるのは――。

昨シーズン途中に加入したクラマリッチは、チェルシーやミランも獲得に動いた点取り屋。岡崎にとって強力なライバルだ。 (C) Getty Images

画像を見る

 現チームを率いるナイジェル・ピアソン監督は、51歳のイングランド人。2008年から2年間レスターの指揮を執り、11年11月に再就任した。
 
 志向するのは攻撃サッカーだが、苦戦を強いられた昇格1年目の昨シーズンは、最終盤に5バックの超守備的システムへ切り替え。これが奏功して残留を勝ち取った。
 
 キーマンは、かつてインテルなどでプレーした元アルゼンチン代表MFのエステバン・カンビアッソ。34歳のベテランは、中盤のフィルター役として奮迅の働きを見せ残留に貢献した。
 
 前線は、アルゼンチン人のレオナルド・ウジョアとイングランド代表のジェイミー・ヴァーディーが昨シーズンのレギュラー2トップ。
 
 屈強なウジョアと機動力に優れたヴァーディーという補完性に優れたコンビが機能し、ウジョアはチーム最多の11ゴール、ヴァーディーは同じくチーム最多の8アシスト(5ゴール)をマークした。
 
 この2人に、昨シーズン途中に加入したクロアチア代表のアンドレイ・クラマリッチが、岡崎にとってライバルとなる。
 
 24歳のクラマリッチは前所属のリエカ(クロアチア)で、移籍までの半年間で21ゴール(18試合)を量産。チェルシーやミラン、インテルなどが争奪戦を繰り広げていた点取り屋だ。
【関連記事】
岡崎慎司がレスターへ移籍 念願だったプレミアリーグで「自分のプレーを全力で」
【連載】識者同士のプレミア放談「まだまだ徹底的にシーズン総括|気になった監督・チーム編」
【連載】識者同士のプレミア放談「アラダイスが歩いた跡にはぺんぺん草も生えない!?|シーズン総括・第2弾」
【連載】識者同士のプレミア放談「結局のところ、ヴェンゲルはヴェンゲルのままだった――シーズン総括|戦術編」
【連載】識者同士のプレミア放談「降格寸前…ニューカッスルの惨状はJリーグの反面教師にも」
【連載】識者同士のプレミア放談「武藤にビックリ、リバプールはがっかり」

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト 王国の誇りを胸に
    4月10日発売
    サッカー王国復活へ
    清水エスパルス
    3年ぶりのJ1で異彩を放つ
    オレンジ戦士たちの真髄
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 特別企画
    5月1日発売
    プレミアリーグ
    スター★100人物語
    絆、ルーツ、感動秘話など
    百人百通りのドラマがここに!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 完全保存版
    1月17日発売
    第103回全国高校サッカー選手権
    決戦速報号
    前橋育英が7年ぶりの戴冠
    全47試合&活躍選手を詳報!
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ