視察に訪れたU-20日本代表スタッフの前でアピール。10月下旬のU-23アジアカップ予選へ
彼が口にしたように東京五輪では吉田麻也がオーバーエイジで入り、22歳の冨安健洋とCBコンビを組んだ。その後継者とならなければいけない自覚と、年齢的に一番上になる可能性が高く、チームを牽引する立場としての自覚もある。
開催国枠として出場が決まっていた東京五輪と違って、パリ五輪に立つにはアジアの関門を突破しないといけない。来るべき予選に向けて、来月下旬にはパリ五輪世代の初の公式戦となるU-23アジアカップ・ウズベキスタン2022の1次予選が福島のJヴィレッジで開催される。カンボジアと香港と同組になったU-20日本代表は、まずはそこで1位となって来年の本大会に進んで経験値を積み上げるべく、3年後に向けて動き出している。
当然、山﨑も確実にメンバーに入れるとは限らない。だが、法大戦のスタンドにはU-20日本代表コーチングスタッフである富樫剛一氏も視察に訪れており、アピールをすることはできた。それでも山﨑は「見に来ているからとかではなく、どの試合でも常に全力でプレーすることがアピールにつながる」と目標に向かって一歩ずつ歩を進めて行く意思を示した。
3バックでも4バックでも対応でき、攻守両面で力を発揮できる彼だからこそ、これから先貴重な『ラスボス』として、もっと注目を浴びる存在になるだろう。U-20日本代表はそのひとつのきっかけとなるはずだ。
取材・文●安藤隆人(サッカージャーナリスト)
当然、山﨑も確実にメンバーに入れるとは限らない。だが、法大戦のスタンドにはU-20日本代表コーチングスタッフである富樫剛一氏も視察に訪れており、アピールをすることはできた。それでも山﨑は「見に来ているからとかではなく、どの試合でも常に全力でプレーすることがアピールにつながる」と目標に向かって一歩ずつ歩を進めて行く意思を示した。
3バックでも4バックでも対応でき、攻守両面で力を発揮できる彼だからこそ、これから先貴重な『ラスボス』として、もっと注目を浴びる存在になるだろう。U-20日本代表はそのひとつのきっかけとなるはずだ。
取材・文●安藤隆人(サッカージャーナリスト)