• トップ
  • ニュース一覧
  • 吉田&冨安の後継者へ! パリ五輪世代のディフェンスリーダー候補が追求する「ラスボス」感

吉田&冨安の後継者へ! パリ五輪世代のディフェンスリーダー候補が追求する「ラスボス」感

カテゴリ:大学

安藤隆人

2021年09月27日

視察に訪れたU-20日本代表スタッフの前でアピール。10月下旬のU-23アジアカップ予選へ

1対1やカバーリングで非凡な才能を見せる山﨑。目標とするパリ五輪へ飛躍を誓う。写真:安藤隆人

画像を見る

 彼が口にしたように東京五輪では吉田麻也がオーバーエイジで入り、22歳の冨安健洋とCBコンビを組んだ。その後継者とならなければいけない自覚と、年齢的に一番上になる可能性が高く、チームを牽引する立場としての自覚もある。
 
 開催国枠として出場が決まっていた東京五輪と違って、パリ五輪に立つにはアジアの関門を突破しないといけない。来るべき予選に向けて、来月下旬にはパリ五輪世代の初の公式戦となるU-23アジアカップ・ウズベキスタン2022の1次予選が福島のJヴィレッジで開催される。カンボジアと香港と同組になったU-20日本代表は、まずはそこで1位となって来年の本大会に進んで経験値を積み上げるべく、3年後に向けて動き出している。

 当然、山﨑も確実にメンバーに入れるとは限らない。だが、法大戦のスタンドにはU-20日本代表コーチングスタッフである富樫剛一氏も視察に訪れており、アピールをすることはできた。それでも山﨑は「見に来ているからとかではなく、どの試合でも常に全力でプレーすることがアピールにつながる」と目標に向かって一歩ずつ歩を進めて行く意思を示した。

 3バックでも4バックでも対応でき、攻守両面で力を発揮できる彼だからこそ、これから先貴重な『ラスボス』として、もっと注目を浴びる存在になるだろう。U-20日本代表はそのひとつのきっかけとなるはずだ。

取材・文●安藤隆人(サッカージャーナリスト)
 
【関連記事】
「天才」と言われた弟は高卒でJ1リーガーに… 兄はいかにして邪な嫉妬心から解放されJ1内定を掴めたのか?
昨冬の選手権得点王が衝撃の大学デビュー戦ゴール! 青森山田高卒の早大1年生アタッカーが早くも台頭
クラブユース、インターハイ、大臣杯――。Jクラブも熱視線の俊英など今夏輝いた大学・ユース世代の注目株10選!
プロ内定者から選手権のヒーロー、J指揮官が惚れ込んだ逸材まで…2021年大学サッカー注目選手15選
Jクラブ&大学へ優秀な指導者を多数輩出! 名門・清水東高の教え“勝澤イズム” 「サッカーは格闘技」

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト 王国の誇りを胸に
    4月10日発売
    サッカー王国復活へ
    清水エスパルス
    3年ぶりのJ1で異彩を放つ
    オレンジ戦士たちの真髄
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 特別企画
    5月1日発売
    プレミアリーグ
    スター★100人物語
    絆、ルーツ、感動秘話など
    百人百通りのドラマがここに!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 完全保存版
    1月17日発売
    第103回全国高校サッカー選手権
    決戦速報号
    前橋育英が7年ぶりの戴冠
    全47試合&活躍選手を詳報!
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ