久保とイ・ガンインは波長が合っていた
マジョルカにとっては完敗ともいえる内容だが、その中で収穫として挙げられるのがタケとイ・ガンインの初共演だ。わずか5分間(イ・ガンインが72分に投入され、その5分後にタケがアブドン・プラッツとの交代でピッチを去った)の出来事だったとはいえ、2人が絡んで最後にブライアン・オリバンがシュートを放った75分のプレーが示すように、波長が合っている印象だった。
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2人はともにアタッカー色の強いタレントとはいえ、タイプは異なる。タケがファイナルサードでの仕掛けを得意にしているのに対し、イ・ガンインは中盤まで下がってボールを捌くプレーも頻繁に見せる。2人のそれぞれの長所が融合すれば、チームの攻撃力の向上が見込めるのは間違いない。
マジョルカの次戦の相手はビジャレアルだ。タケにとっては昨シーズン、実力を発揮できないままわずか半年で退団した古巣でもある。当然心に期する思いはあるはずで、ファンの間でも待望論が高まっているイ・ガンインとのアジアコネクションの本格的な確立にも期待がかかる。
文●エレナ・ガルシア(ディアリオ・デ・マジョルカ紙マジョルカ番)
翻訳●下村正幸
マジョルカの次戦の相手はビジャレアルだ。タケにとっては昨シーズン、実力を発揮できないままわずか半年で退団した古巣でもある。当然心に期する思いはあるはずで、ファンの間でも待望論が高まっているイ・ガンインとのアジアコネクションの本格的な確立にも期待がかかる。
文●エレナ・ガルシア(ディアリオ・デ・マジョルカ紙マジョルカ番)
翻訳●下村正幸