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【浦和】久しぶりにワクワクできる終盤戦!コンディション不良、過密日程、進まぬ戦術浸透…3重苦をチームはどう乗り越えたか

カテゴリ:Jリーグ

佐藤亮太

2021年09月10日

「議論になっても必ず良い方向で終われる」

チームの好循環を語った平野。新加入ながら瞬く間に指揮官の戦術にフィットした。(C)SOCCER DIGEST

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 その理由のひとつをMF平野はこう語る。

「サッカースキル、インテリジェンスといった個々の能力が高いこと。そしてみんな人として余裕があるのか、議論になっても必ず良い方向で終われる。またしゃべりかけても良いよというマインドがある。(話し合いは)近いポジション同士が多く、自分から話しかけることが多い」

 その源を「間違いなく勝ちたいという気持ち。一人ひとりの勝ちたい意志」と平野は言い切った。

 この証言を裏付けるようにDF槙野智章は「試合に出ている選手、出ていない選手が練習や試合で生まれた課題を修正して次の試合に向かっていくこと。これが11人じゃなく試合に関わるメンバー全員でできている」と勝利のベクトルを向いていることが分かる。
 
 湘南戦前、8月27日の会見でのロドリゲス監督の「今のチームには戦うDNAができつつある」という言葉につながるが、いまは一歩進んで、育ちつつあるといえよう。

 勝ちを求めるチームが持つ修正力や傾聴力はこの連戦だからこそ培われたものかもしれない。だからこその公式戦4連勝。そしてルヴァンカップ準々決勝第2戦の劇的同点弾が生まれたとも言えるだろう。

 リーグは残り11試合。ルヴァンカップ、天皇杯はタイトルがおぼろげに見える位置にいる。久しぶりにワクワクできる終盤戦にさしかかる。

 強かった頃のあの空気を、多くのサポーターは、いまのチームから感じ始めているかもしれない。

取材・文●佐藤亮太(レッズプレス!!)

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