ボランチはカタールで合流した守田を起用か
守田の合流が遅れたボランチは、オマーン戦では遠藤航と、クラブ事情もあり約10か月ぶりの復帰となった柴崎岳が務めた。ただ、新たなエネルギーを注入するという意味では、中国戦へ「(チームを)ピリッとさせたいと思います」と話していた、攻守に働ける守田に期待したいところ。
現に柴崎が不在だった2021年の活動では、遠藤と守田のダブルボランチが主にチームを牽引。森保ジャパンは攻守の切り替えのスピード、ミドルゾーンでの強度の高いプレッシングが持ち味なだけに、その真骨頂をふたりに体現してもらいたい。
現に柴崎が不在だった2021年の活動では、遠藤と守田のダブルボランチが主にチームを牽引。森保ジャパンは攻守の切り替えのスピード、ミドルゾーンでの強度の高いプレッシングが持ち味なだけに、その真骨頂をふたりに体現してもらいたい。
そして最も読めないのは中盤2列目だ。本来は右から伊東純也、鎌田大地、南野の並びが定番で、ウイングタイプの伊東が右サイドで幅を取り、中央の鎌田と左の南野は、柔軟にポジションを入れ替え、近い距離で連動するのが良い形だった。
しかし、負傷によって南野の離脱が正式に決定(オマーン戦はベンチには入った)。オマーン戦は南野に代わり原口が左サイドハーフを務めたが、本来の力は発揮できず、後半頭からは古橋亨梧が入った。ただ古橋はできるだけ前線、中央で生かすのが理想だろう。
となると中国戦は再び経験のある原口が先発するか、もしくは中央や右サイドでのプレーが多い久保建英を回すかもしれない。
一方でトップ下も変更するか。鎌田は現チームの攻撃の軸であるが、相手のケアがあったとはいえ本来のプレーを見せられなかったオマーン戦を受け、リズムを変えるためにも久保の起用も考えられる。
右サイドはスピードを生かして裏抜けができる伊東の存在は貴重。ただしこちらも堂安律を起用する線もあるかもしれない。
CFはオマーン戦は相手の激しい守備に沈黙したとはいえ、指揮官のなかでは大迫勇也が欠かせないはず。一方で、新たな刺激として、前線にふたつの起点を作る大迫と古橋の2トップもありか? さらに南野の代わりに、新たなストライカーとして追加招集した10番を背負うオナイウ阿道もいる。
オマーン戦の敗戦を払拭する意味でも、森保監督には柔軟な采配を期待したい。
構成●サッカーダイジェスト編集部
しかし、負傷によって南野の離脱が正式に決定(オマーン戦はベンチには入った)。オマーン戦は南野に代わり原口が左サイドハーフを務めたが、本来の力は発揮できず、後半頭からは古橋亨梧が入った。ただ古橋はできるだけ前線、中央で生かすのが理想だろう。
となると中国戦は再び経験のある原口が先発するか、もしくは中央や右サイドでのプレーが多い久保建英を回すかもしれない。
一方でトップ下も変更するか。鎌田は現チームの攻撃の軸であるが、相手のケアがあったとはいえ本来のプレーを見せられなかったオマーン戦を受け、リズムを変えるためにも久保の起用も考えられる。
右サイドはスピードを生かして裏抜けができる伊東の存在は貴重。ただしこちらも堂安律を起用する線もあるかもしれない。
CFはオマーン戦は相手の激しい守備に沈黙したとはいえ、指揮官のなかでは大迫勇也が欠かせないはず。一方で、新たな刺激として、前線にふたつの起点を作る大迫と古橋の2トップもありか? さらに南野の代わりに、新たなストライカーとして追加招集した10番を背負うオナイウ阿道もいる。
オマーン戦の敗戦を払拭する意味でも、森保監督には柔軟な采配を期待したい。
構成●サッカーダイジェスト編集部