SBのレギュラー、近賀、鮫島の間に割って入る活躍。
2010年に日体大から加入したベレーザでは、不動の左SBとして活躍し、なでしこジャパンでは左右どちらのポジションも起用にこなせる能力を見せてきた。そして、14年にはアジアカップ(ベトナム)の優勝に貢献するなど、ロンドン五輪後の3年間で右の近賀、左の鮫島と確固たるレギュラーの間に割って入り、代表のSBに新風を吹き込んできた。
「相手のCBを引き出すようなプレーをすれば、自ずと相手のゴール前は薄くなるはず。積極的に2対1の形を作って、相手のブロックを崩そうというイメージでプレーした」と振り返ったエクアドル戦でも、攻撃的なスタイルを存分に発揮した。
だが、他グループより比較的楽なグループに入ったと見られている日本としては、次の決勝トーナメント1回戦からが、本当の戦いとなる。ここから決勝戦までの4試合で主力として出場し続ける選手こそが、本当の日本の戦力となり得る選手だ。
「次の決勝トーナメントからは本当に結果がすべてになってくる。グループリーグの3試合で出た課題をきちんと修正して、時間帯を考えながら良い判断を伴ったプレーをしたい」
存在感を一気に高めてきた有吉のさらなる活躍が待たれる。
取材・文:馬見新拓郎(フリーライター)
「相手のCBを引き出すようなプレーをすれば、自ずと相手のゴール前は薄くなるはず。積極的に2対1の形を作って、相手のブロックを崩そうというイメージでプレーした」と振り返ったエクアドル戦でも、攻撃的なスタイルを存分に発揮した。
だが、他グループより比較的楽なグループに入ったと見られている日本としては、次の決勝トーナメント1回戦からが、本当の戦いとなる。ここから決勝戦までの4試合で主力として出場し続ける選手こそが、本当の日本の戦力となり得る選手だ。
「次の決勝トーナメントからは本当に結果がすべてになってくる。グループリーグの3試合で出た課題をきちんと修正して、時間帯を考えながら良い判断を伴ったプレーをしたい」
存在感を一気に高めてきた有吉のさらなる活躍が待たれる。
取材・文:馬見新拓郎(フリーライター)