• トップ
  • ニュース一覧
  • 【総体3回戦】三重高が突き付けられた“力の差”。大きな収穫を手に目指すは選手権「冬に向けて何倍も進化したい」

【総体3回戦】三重高が突き付けられた“力の差”。大きな収穫を手に目指すは選手権「冬に向けて何倍も進化したい」

カテゴリ:高校・ユース・その他

森田将義

2021年08月19日

キャプテンの吉良も力の差を痛感

キャプテンでエースの吉良がPKを沈め、試合を振り出しに戻したが…。写真:森田将義

画像を見る

 1-2で敗戦となり、吉良は「普段できないチームと試合することができて、自分自身は力の無さを痛感した」と話すが、自分たちの現在地を知れたのは大きな収穫。「めちゃくちゃ楽しかった。またこれで帰って練習できる。今は冬に向けて何倍も進化したい気持ちが大きい。全国のチームが相手でも、何でもできるようになって、個人としてもチームとしても成長して冬は全国でベスト8に入りたい」と続ける。

「惜しかったね、というシーンを作るところまでは頑張ってくれているので、冬に向けてその回数を増やしていきたい。上手い子たちと試合をさせてもらえて、自分たちの足りないところを確認させてもらえた」

 そう語ったのは、徳地監督だ。全国大会では、ドリブルとパスを判断よく織り交ぜた三重高らしい攻撃的なサッカーをするつもりでいた。理想とするサッカーはできなかったかもしれないが、それでもチームの歴史を塗り替える意味でも、世間の認識を変える意味でも2勝した意味は大きい。
 
 徳地監督はこう口にする。

「県の代表を獲った時に、『四中工(四日市中央工)じゃないから1回も勝てずに帰ってくるんでしょ』という意見が9割9分だったと思う。勝ったけど、どうせ全国では勝てないんでしょという空気を感じていた。そうした空気を一新できたことは、選手に感謝したい。この冬に繋げてほしい」

 福井の地で、突きつけられた力の差と敗戦を無駄にしないためにも、三重高はさらにスケールアップして、選手権の舞台に帰ってくるつもりだ。

取材・文●森田将義

【PHOTO】2021年インターハイを熱くする“逸材タレント”を写真でチェック!~FW編

【PHOTO】2021年インターハイを熱くする“逸材タレント”を写真でチェック!~MF編

【PHOTO】2021年インターハイを熱くする“逸材タレント”を写真でチェック!~DF・GK編
【関連記事】
【総体3回戦結果】青森山田が8発のゴールラッシュで大勝! 神村学園や大津などがベスト8入り!
【総体2回戦】「まだ何も恩返しができていない」無念のAT逆転負け。“恩返し”を誓った立正大淞南の「夏はまだ終わっていない」
堂安律は再びブンデスでのプレーが濃厚に? ドイツ5クラブが関心。PSVは売却を優先か
板倉滉のドイツ2部シャルケ加入がほぼ決定的か? 現地でメディカルチェックの後、正式発表へ
「史上最も不公平」ミニゲームで実現、メッシらドリームチームが話題沸騰!「このチームを編成した人はクビにすべき」

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト なでしこJに続け!
    4月10日発売
    U-23日本代表
    パリ五輪最終予選
    展望&ガイド
    熾烈なバトルを総力特集
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト ガンナーズを一大特集!
    5月2日発売
    プレミア制覇なるか!?
    進化の最終フェーズへ
    アーセナル
    最強化計画
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVo.40
    1月12日発売
    第102回全国高校選手権
    決戦速報号
    青森山田が4度目V
    全47試合を完全レポート
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ